Y&Y設計事務所
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不具合事象の原因迄を聞きたくないですか?

このブログは

住宅診断及び住宅設計を通して知り得た情報を

住宅診断の一環として

住宅を購入または計画中の方が

泣き寝入り(又は後悔)しない様に

注意喚起の為にアップしています。

 

今回は、<不具合事象の原因迄を聞きたくないですか?>についてお話をします。

今日のお話は

ホームインスペクターの役目って何?

と言うお話をします。

 

私事では有りますが

約1年半ぶりに「突発性難聴」を再発しました。

 

と言うより

「突発性難聴」では無くて「急性低音障害型感音難聴」

長ったらしい病名の方と思われます。

 

何故ならば

「突発性難聴」は再発しないからです。

 

前回の場合は

救急車の音の「ピーポーピーポー」や

横断歩道を渡るときのメロディーも

変な音に聞こえていましたが

今回の場合は普通に聞こえます。

 

聴力検査の結果は

以前と違い

250Hzと500Hz(低い音)が

極端に悪くなっていましたが

 

この事に関しては

先生は前回と同じくらいの数値ですね!

一週間分の薬を出しておきます。

で診察が終わりました。

 

実際に聞こえる音が違うのだけれども・・・・?

聴力検査の受け方が悪かったのかな?

 

それと

病名も言わず

薬の説明も無かったのです。

 

前回の時は

飲み薬にステロイド剤が入っていたので

その説明はしてくれましたが・・・・。

 

前回の場合は結果的に

薬も規定通り飲んで2週間通ったのですが

 

結局改善せず

これ以上は良くならないと匙を投げられましたので

針治療院へ10回ほど通ってどうにか改善しました。

 

そんな酷い病院に何故また行ったのか?

その病院に行った理由は

針治療院に行く為の

聴力検査データが必要だったからです。

 

 

ここから

今日の本題に入ります。

 

「建物状況調査」的なインスペクション

依頼した多くの方は

不具合事象が有っても何故か?

その原因迄を知ろうとしないのです。

 

聞くとしても

この不具合事象は大丈夫ですか?って聞く位ですが

 

聞かれたインスペクターは

大丈夫かどうか迄は判断しかねます!

不具合事象の有無を調査するだけですから!

で終わります。

 

「建物状況調査」的な

インスペクションを依頼した人は

 

ただ単に

判定基準以上の不具合事象が何処に有るか無いか?

だけの報告書で納得するしかないのです。

 

この「建物状況調査」

国土交通省が推奨するインスペクション

思い込んでいるから仕方が無いのかな?

 

どうですか?

この様な「建物状況調査」的なインスペクション

依頼するだけの価値が有ると思いますか?

 

価値が有るか無いかを判断するのは依頼者なので

何も言えませんが・・・・。

 

せめて

不具合事象の原因を

目視の範囲内で追及する方が良くは無いですか?

 

今日の纏めとして

最初に病院の先生が

病名を言わなかった事のお話をしました。

 

普通は

病気の名前を言えば

その病気が治り易いのか治りにくいのかは

ある程度分かります。

 

ゆえに

今回の場合は

病名を何故言わないのか?

って事に腹を立てています!(笑)

 

これと同じ様に

家の不具合事象で

南面と北面の基礎に0.6㎜のひび割れ

一か所づつ有りました!と言うだけでは

 

そのひび割れが

家にとって問題が有る不具合なのか?

どうかは分かりませんよね!

 

不具合事象の説明を

北面と南面の基礎にひび割れが入った原因として考えられるのは

建物に近い西側の隣地が敷地より3m低いので

そちらの方に不同沈下している可能性が有ります。

 

って言えば

基礎のひび割れの不具合が

どの様な不具合かが分かりますよね!

 

つまり

不具合事象の説明が

病名に当たるのではないでしょうか?

 

この説明をする迄が

ホームインスペクターの役目だと考えますが

皆さんはどう思われますか?

 

それでも

インスペクション費用の費用対効果を考えて

「建物状況調査」的なインスペクションを依頼しますか?

 

という事で

今日のお話は

不具合事象の原因を聞きたくありませんか?

と言うお話でした。

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、

ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、

もし不適合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不具合事象が無い事で安心。

納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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