2022/10/28
「住宅診断」を数多く実施して
不具合事象の原因追求をして来たから分かる
施工未済や施工不良 そして自然の力など
インスペクターから見た住宅設計とは・・・
「泣き寝入り」や「後悔」しない為に
住宅プラン作成の応援をして行きます!
今回は、<工務店と契約する前にプランチェックは必須!>についてお話をします。
今日のお話は
ハウスメーカー(工務店)と
契約する前にプランチェックをしてみませんか?
と言うお話をします。
自宅を建てる時の方法として
ハウスメーカーや工務店にお任せする場合と
設計事務所に依頼する場合が有ると思います。
ハウスメーカーに依頼する時は
何処かのモデルハウスを見学してから依頼する場合
工務店の場合は
知り合いの人間関係から依頼する場合
最後に
設計事務所のブログ等や
その設計事務所が設計した建物の見学会などを見て
設計契約をする場合が有ると思います。
それぞれ
一長一短が有りますが
2030年又は2050年に向けての
省エネ基準の家造りを考えるのであれば
設計事務所に依頼する事が一番なのかな?
ただし
設計事務所と言っても色々有って
デザイン的な意匠に秀でた設計事務所が有りますが
この設計事務所はパスして下さい。
同じ設計事務所でも
4つの性能プラス①を専門に設計している
設計事務所を探して依頼しましょう!
この様な設計事務所で有れば
ほぼ性能的には完璧なのかな?
ただし
予算的な事を考えた場合は難しいかも知れませんが・・・・。
であれば
標準仕様以外のオプション仕様とかで
最初の予算よりも段々高くなって行く
ハウスメーカーや工務店にしますか?
まぁ
それはそれで考え方によっては良いのかな?
ただし
自社の気密性能が分かっている工務店などに依頼する事!
つまり
気密測定を実施している工務店であれば
C値が最低でも1.0未満になっていると思いますから
このC値の数値を聞いてみて下さい。
もしその数値が
C値0.5前後の数値であれば
温熱性能に対する工事をキチンとしているはずだからです。
であれば
温熱性能関係は安心ですね!
それ以外の性能を
プランが決まって契約する前に
Y&Y設計事務所にプランチェックの依頼をしてみませんか?
下記の4つの性能プラス①のチェックの内容は
①耐震性能の重要な柱や耐力壁の直下率とか構造区画のチェック
②耐久性能の外壁通気構法や小屋裏換気計算のチェック
③温熱性能のUA値のチェック
④気密性能のチェックと言うよりその工務店の考え方のチェック
プラス①の屋根形状のチェック
如何ですか?
このチェックをした結果を
ハウスメーカーや工務店に見せて
変更すべき項目は変更をして貰う様にすれば
迂闊に
ハウスメーカー達のペースで進められなくなるので
慎重に進めてくれる様になるのではないでしょうか?
もう一つの方法は
Y&Y設計事務所に基本設計の依頼をする方法が有ります。
この場合は
4つの性能プラス①のどれに重点を置いた設計をするか等を
相談しながら基本設計を楽しみながらする方法も有ります。
そのまま本設計に進む事も出来ます。
今日の纏めとして
ハウスメーカーや工務店に依頼する場合は
プランが決まって契約する前に
Y&Y設計事務所へ
プランチェックの依頼をしませんか?
ただし
プレハブメーカーはNGですからね!
工業化認定を取得しているのでチェック出来ませんので。
という事で
今日のお話は、参考になったでしょうか?
今回は、これで終わります。
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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、
ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、
もし不適合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不具合事象が無い事で安心。
納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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