2017/11/27
今回は、新築分譲住宅で重点的に診る所のお話をします。
流石に、新築分譲住宅の診断時間は中古住宅の様に8時間もかかりませんが、新築だけあって、傷を付けない様に慎重に、また養生を丁寧にして行きますので6時間はかかります。
瑕疵、劣化事象が少ない為、内覧会の様に、仕上げのキズなどを見つける余裕が出ます。
新築分譲住宅で特に注意して診る所は、やはり床下と屋根裏、ユニットバスの天井裏です。
床下は、排水管の勾配、漏水関係と給水管の場合は保温材関係を診て、床下の断熱材を特に重点を置いて診ていきます。
特にフラット35S仕様の場合は、ユニットバスの床下の基礎断熱材の施工が出来ているかも診ます。
基礎本体の調査で重要なひび割れに関しては、殆ど時間を取って見る事は流石に有りません。
屋根裏に関しては、外壁の防火認定関係と天井裏の断熱材の敷き方を見て行き、特に注意して診るのは、屋根裏換気が取れているかどうかを診てい行きます。
ユニットバス天井裏は、メインは換気ダクトの接続関係を診て行きます。
蛇足として、
最後にもう一つ気を付けて診る所は、屋内の階段段板の傾斜です。
何故かというと、大工の腕が落ちていますので階段を上手に施工出来ていない場合が有ります。
これは、興味を持って診ています。
新築住宅だから、ハウスメーカーだから安心では有りません。
是非、契約する前にホームインスペクション(住宅診断)を依頼して、安心・納得して購入して下さい。
ご質問等がございましたら、画面の上下に有る「メールでのお問合せ」でお願いします。
では、今回はここ迄とします。
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