2022/11/30
「住宅診断」を数多く実施して
不具合事象の原因追求をして来たから分かる
施工未済や施工不良 そして自然の力など
インスペクターから見た住宅設計とは・・・
「泣き寝入り」や「後悔」しない為に
住宅プラン作成の応援をして行きます!
今回は、<バルコニー天端下地の不具合事例として!>についてお話をします。
今日のお話は
インスタにアップしている写真資料から
改めて
不具合事例のお話をしてみます。
下記の写真資料①を見て下さい。
バルコニー手摺天端下地部分の
施工不具合写真です。
上記写真資料①の
施工方法はサイディング材の裏側を表にした
張り方をしています。
下記写真資料②の
住宅保証機構(瑕疵保険法人)の
NG施工の事例に載っている様に
日本窯業外装材協会でも
水平面や裏面の使用が禁止されています。
上記写真資料②の様に
瑕疵保険法人が
禁止している施工方法と言う事です。
裏を返せば
この方法で施工した建物で
もし
雨漏りの瑕疵が発生しても
瑕疵保険が
降りない可能性が高いと
判断しても良いのではないでしょうか?
にも拘らず
この施工方法をしている
工務店が何と多い事でしょう!
上記写真資料①の様に
外壁通気構法に関しては
バルコニー手摺上部で
通気排気用のすき間施工をしています。
つまり
外壁通気構法にしないと
ダメという事は分かっているようですね!
だから目先が
外壁通気構法だけに向いているのでしょうか?
この場所からの雨漏り事故は
工務店が実費で直す事になります。
建てた工務店が健在だったら
まだ良いのですが
倒産などで工務店が無ければ
お施主さん自身で
雨漏り補修の実費を支払う事になりますよ!
この様な最悪な事は
工務店は考えていない様です。
なので
要注意事項ですよ!
という事で
今日のお話は、参考になったでしょうか>
今回は、これで終わります。
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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、
ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、
もし不適合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不具合事象が無い事で安心。
納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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