2022/12/02
「住宅診断」を数多く実施して
不具合事象の原因追求をして来たから分かる
施工未済や施工不良 そして自然の力など
インスペクターから見た住宅設計とは・・・
「泣き寝入り」や「後悔」しない為に
住宅プラン作成の応援をして行きます!
今回は、<大変珍しい不具合事例として!>についてお話をします。
今日のお話は
インスタにアップしている写真資料から
改めて
不具合事例のお話をしてみます。
既存住宅で
建物の不具合では無いのですが
珍しい不具合事例として!
下記写真資料①を見て下さい。
上記写真資料①は
田をミニ開発した造成地に
注文住宅を建てたのですが
元々が田んぼだったので
鋼管杭打ち補強をしています。
建物自体は
鋼管杭打ち補強の施工をしていた為に
沈下はせずに建物の廻りの地盤が沈下し
建物の下の
地盤も沈下した珍しい不具合事例です!
因みに
建物の床の傾斜計測結果は
傾斜判定基準の6/1000未満でした。
この地域は
田んぼでなくても
軟弱な地域という事を考慮すれば
私見として
ミニ開発を造成した業者の
施工自体(方法)に欠陥が有ったと考えます。
どちらにしても
軟弱地盤の地域で
田んぼを埋め立てた造成地は
その地域に精通している
シッカリした造成業者が
その土地に合った造成工事をしていれば
今回の様な
激しい地盤沈下は
無かったのではないでしょうか?
今日の纏めとして
この様な軟弱地域の造成地を
購入しようとする場合は
造成方法などを
良く確認する事が必要ですね!
という事で
住宅に関する諸々の相談は
Y&Y設計事務所へ電話又はメールしてみて下さいね!
今回は、これで終わります。
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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、
ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、
もし不適合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不具合事象が無い事で安心。
納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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