2022/12/05
「住宅診断」を数多く実施して
不具合事象の原因追求をして来たから分かる
施工未済や施工不良 そして自然の力など
インスペクターから見た住宅設計とは・・・
「泣き寝入り」や「後悔」しない為に
住宅プラン作成の応援をして行きます!
今回は、<住宅の危険な箇所には要注意ですよ!>についてお話をします。
今日のお話は
今でもみられる新築分譲住宅の
不具合事象のお話をします。
不具合事象と言うより
「住宅の危険な箇所」と言った方が良いですね!
新築分譲住宅を考えている人は
このブログを読んで参考にしてみて下さいね!
今回も
インスタにアップする写真を探していたら
色々と出て来ましたので
再度
インスタ用に写真を加工して
このブログにアップして見ます。
下記写真資料①を見て下さい。
玄関ポーチの戸当たりの位置を!
この戸当たりの位置では
躓いて転倒して
ケガの原因になると思いませんか?
私が実際に「住宅診断」で
外部の検査をしている時に躓いて
転倒しそうになりました。(笑)
なので
この戸当たりの位置を
どの位置に移動すれば良いかを考えて見ました。
出した回答は
玄関ドアの
ドアクローザーで開いて止まる位置よりも少し外側の
玄関ドア側から約10cm位離した位置なのかな?
この場合は
玄関ドアを乱暴に開け締めしていると
玄関ドアの丁番に不具合が
出て来ますので要注意ですよ!
これはあくまでも私見でのお話です。
実際は
売主(工務店)側とよく相談して
歩いても邪魔にならない場所へ
戸当たりを移動して貰いましょう!
もう一つの「危険な箇所」の例として
下記写真資料②を見て下さい。
タタミコーナーの角が有る段差です。
上記写真資料②の様に
框部分に角が尖がっている場合
もし
小さなお子さんが
何かの拍子で転倒した時に
この尖がった角部分に
頭や顔をぶつけた事を想像してみて下さい!
ゾ~~っとしませんか?
これも
私が「住宅診断」をしている時に
不注意で
思いっきり足の小指をぶつけて
凄く痛かった事をよく覚えています!(笑)
どうですか?
これも危険な箇所とは思いませんか?
今日の纏めとして
新築分譲住宅を見学に行った時や
注文住宅をプランしている時に
住宅の危険個所のブログを思い出して下さい。
他にも
買取再販既存住宅で
キッチンの吊り戸棚が低くて
吊り戸棚の角で顔を
ぶつけそうになった住宅も有ります。
兎に角
安全であって欲しい家に
この様な危険な箇所が内容に
注意しましょうね!
住宅に関しての相談や「住宅診断」の依頼は
Y&Y設計事務所へ!
という事で
新築分譲住宅には危険が一杯有りますよ!
というお話でした。
参考になったでしょうか?
今回は、これで終わります。
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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、
ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、
もし不適合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不具合事象が無い事で安心。
納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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