2022/12/08
「住宅診断」を数多く実施して
不具合事象の原因追求をして来たから分かる
施工未済や施工不良 そして自然の力など
インスペクターから見た住宅設計とは・・・
「泣き寝入り」や「後悔」しない為に
住宅プラン作成の応援をして行きます!
今回は、<屋根防水工事の基本中の基本がNG!>についてお話をします。
今日のお話は
屋根防水工事についてお話をします。
新築分譲住宅の
中間検査前の事前チェックに行って
屋根と外壁との取合いの
防水立上り寸法足らずを発見!
それが下記写真資料①です。
何と
立上りが10cmも有りません!
フラット35の屋根工事箇所にも
瑕疵保険の設計施工基準にも
壁面に沿って250ミリ以上
かつ雨押え上端より50ミリ以上の
記載が有ります。
それが下記写真資料②です。
にも拘らず
屋根工事業者からすれば
基本中の基本のはずの
施工をしていないのです!
現場監督も
必ずチェックしないといけない部位と考えますが
それでも
この写真の様に寸足らずな現場が
後を絶ちません!
新築分譲住宅の場合
中間検査時に検査員がチェックするのは
構造金物関係ですので
屋根の防水に関しての指摘を
受けた事を聞いた事も有りません!
なので
注文住宅を建てられる方は
この様な
凡ミスを防ぐ為にも
第三者的なインスペクターに検査を
依頼されたら良いと思います。
という事で
住宅に関する諸々の相談や
床下断熱材欠損リカバリー補修の相談は
Y&Y設計事務所へ電話して下さいね!
今日のお話は、参考になったでしょうか?
今回は、これで終わります。
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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、
ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、
もし不適合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不具合事象が無い事で安心。
納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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