2022/12/10
「住宅診断」を数多く実施して
不具合事象の原因追求をして来たから分かる
施工未済や施工不良 そして自然の力など
インスペクターから見た住宅設計とは・・・
「泣き寝入り」や「後悔」しない為に
住宅プラン作成の応援をして行きます!
今回は、<住宅の耐久性能には外部防水下地検査は必須!>についてお話をします。
今日のお話は
外壁とバルコニー手摺の取合い部分の
防水納まりのお話をします。
新築分譲住宅や注文住宅の
新築各工程検査の「外部防水下地検査」で
外壁とバルコニー手摺の取合い部分の
不具合事例が以外に多い様な気がします。
注文住宅を建てる予定の人は
今日のブログ内容を
よくチェックして下さいね!
最初に
下記写真資料①の矢印部分を見て下さい。
パッと見は
成形品の防水部材を防水テープで貼り付けていて
問題無さそうに見えます。
下記フクビ資料①の様に
貫通パイプ用のウェザータイトで有れば良いのですが
外壁とバルコニー手摺取り合い部の場合は
下記フクビ資料②の様に
透湿防水シートをウェザータイト(成形品防水材)の上に
被せて張らなければなりません。
まだ
成形品の防水部材を
使用している場合はまだ良いのですが
下記写真資料②の様な
何の為に鞍掛シートをしているかの
意味も何も考えていない不具合事例が見かけますので
注文住宅を建てている人は
工事中に必ずチェックしておきましょう!
今日の纏めとして
特に注文住宅を建てられる人は
「外部防水下地検査」は
耐久性能に関わる重要な検査で
「断熱材充填検査」は
温熱性能に関わる重要な検査ですので
新築各工程検査の
「外部防水下地検査」と「断熱材充填検査」は
必ず依頼する事をお勧めします。
という事で
住宅に関する相談や
新築分譲住宅の「住宅診断」の依頼は
Y&Y設計事務所へ連絡下さいね!
今日のお話は、参考になったでしょうか?
今回は、これで終わります。
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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、
ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、
もし不適合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不具合事象が無い事で安心。
納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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