2022/12/13
「住宅診断」を数多く実施して
不具合事象の原因追求をして来たから分かる
施工未済や施工不良 そして自然の力など
インスペクターから見た住宅設計とは・・・
「泣き寝入り」や「後悔」しない為に
住宅プラン作成の応援をして行きます!
今回は、<1階床の気密性能をアップさせませんか?>についてお話をします。
今日のお話は
1階床の断熱・気密性能をアップさせませんか?
と言うお話をします。
分かり易い実例として
特に玄関上がり框部分の
気密キソパッキン設置のお話で説明してみます。
下記写真資料①は
以前のブログにもアップしています。
上記写真資料①は
中間検査時の立会で発見した不具合事象で
玄関框部分の
気密キソパッキンの不具合事例の写真です。
不具合事象の説明をしますと
気密キソパッキン同士の
取合い部分にすき間が見られます。
そもそも
気密キソパッキンを設置する意味は
床下の外気を
室内に入れない為の部材なのです。
この写真の様にすき間が有れば
気密キソパッキンの意味が有りませんね!
下記写真①を見て下さい。
大変見難いのですが
実際に
床下漏気調査を実施した時に
玄関框の入隅部分からスモークが出ています。
つまり
ここから床下の外気が
室内に入っている証明になりますね!
上記写真①の場合は
明らかに上記写真資料①の様に
玄関框入隅部分の気密キソパッキンの取合いが
設置不良だったと想像できます!
Y&Y設計事務所では
高気密住宅では無い
普通の新築分譲住宅や注文住宅でも
1階床だけは
気密テープ等を使用して断熱・気密性能を上げませんか?
という提案をしています。
たった
これだけの事をするだけで
洗面脱衣室やトイレでの
ヒートショックが減少すると思いますし
足元が冷える主婦の方には
足元が冷えにくい新築住宅の快適な生活が
出来るのではないでしょうか?
今日の纏めとして
新築分譲住宅を購入された方や
注文住宅の引渡しが終わった方は
是非一度
床下漏気調査を実施して
自分の目で
床下からの外気が
室内に入って来る状況を見てみませんか?
自分の目で確かめたら
新築住宅で快適な暮らしをする為にも
光熱費を節約させる為にも
「床下断熱欠損リカバリー補修」の
必要性が納得されるのではないでしょうか?
という事で
住宅に関する諸々の相談や
床下断熱材欠損リカバリー補修の相談は
Y&Y設計事務所へ電話して下さいね!
今日のお話は、参考になったでしょうか?
今回は、これで終わります。
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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、
ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、
もし不適合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不具合事象が無い事で安心。
納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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