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冬期のヒートショック対策の為の住宅とは?

「住宅診断」を数多く実施して

不具合事象の原因追求をして来たから分かる

施工未済や施工不良 そして自然の力など

インスペクターから見た住宅設計とは・・・

「泣き寝入り」や「後悔」しない為に

住宅プラン作成の応援をして行きます!

 

今回は、<冬期のヒートショック対策の為の住宅とは?>についてお話をします。

今日のお話は

「ヒートショック」についてのお話をします。

 

今年も

後残り少なくなりましたですね!

 

日曜日の朝のテレビ番組で

「ヒートショック」「急性心筋梗塞」

の話が流れていましたので一部紹介します。

 

下記テレビ画像①の

テロップ(字幕)に書いている様に

 

「ヒートショック」

寒い冬期に10℃以上の温度差が有る時に

起こりやすいと言われています。

 

【テレビ画像①】

 

家の中では

下記テレビ画像②の様に

 

暖かいリビングから

冷たいトイレやお風呂に入る時の洗面脱衣室などが

 

室温の温度差が10℃以上になる

危険な場所と言われています。

 

【テレビ画像②】

 

それと

もう一つの場所は何と寝室との事!

 

例を挙げると

布団の中の温度が32.7℃で

寝室の室温が18.1℃(番組調べ)の場合など!

 

広島市内で

今の新築住宅の断熱仕様を考えていると

寝室の事までは気が付きませんでした!

 

このテレビ番組で

分かりやすかったのは血圧のお話で

 

寒い洗面脱衣室で服を脱いでから寒い浴室へ入り

暖かい浴槽に入った時に

 

何故

意識を失い浴槽で溺死してしまう事が有るのか?

 

その原因は

脳へ送られる血液が突然減少する為です。

 

つまり

浴槽に入る迄は寒い為に血管が細くなり血圧が急上昇して

 

浴槽に入ったら

血管が拡張して血圧が急降下する事が原因なのです!

 

「ヒートショック」とは

つまり血圧の急激な上昇降下が引き起こす事で

心臓や血管の疾患が起きる事を言います。

 

例えば

血圧の乱高下に伴って

脳内出血心筋梗塞・脳梗塞などを

誘発させてしまいますので要注意です!

 

 

今日の纏めとして

家の中で「ヒートショック」を起こさせない為には

 

新築住宅を建てる時には

高断熱・高気密住宅を建てる事で

室内の温度差を無くす事が一番有効ですね!

 

既存住宅の場合は

家全体を断熱リノベーションをお勧めします。

 

新築分譲住宅や築浅既存住宅の場合は

床下から室内に外気が入らない様に

床下断熱欠損リカバリー補修をお勧めします。

 

という事で

今日のお話は、参考になったでしょうか?

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、

ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、

もし不適合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不具合事象が無い事で安心。

納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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