2022/12/26
「住宅診断」を数多く実施して
不具合事象の原因追求をして来たから分かる
施工未済や施工不良 そして自然の力など
インスペクターから見た住宅設計とは・・・
「泣き寝入り」や「後悔」しない為に
住宅プラン作成の応援をして行きます!
今回は、<1階車庫上の外気に接する床の断熱材に注意!>についてお話をします。
今日のお話は
新築分譲住宅の不具合事例として!
新築分譲住宅のプランで
1階車庫の上に
LDKなどの室内が有る場合は
車庫の天井裏断熱材の
仕様や施工品質などを
よくよくチェックして下さいね!
下記写真資料①、②の様に
壁のグラスウール断熱材を
床下に代用している事が有りますから
要注意ですよ!
上記写真資料の事例では
断熱材の本来の性能が
発揮されていませんからね!
どちらの
写真資料事例も
完全な断熱欠損になります!
結露やカビの
発生まで進まなくても
室内の光熱費がアップしていますから
必ず
契約前には車庫の天井点検口を開けて
チェックですよ!
ただし
この断熱材施工の不具合は
建築基準法違反ではないので
売主はキチンと直さない可能性が殆どです!
断熱欠損による損失は
光熱費もそうだけど
住宅そのものの耐久性を縮めている事も
よくよく理解しないとダメですよ!
今日の纏めとして
上記事例が確認された場合は
住宅の耐久性や光熱費の事を考えて
必ず
手直しをして貰う様にして下さいね!
後から「泣き寝入り」したくなければ・・・・。
という事で
住宅に関する諸々の相談や
床下断熱材欠損リカバリー補修の相談は
Y&Y設計事務所へ!
勿論「住宅診断」も!
今日のお話は、参考になったでしょうか?
今回は、これで終わります。
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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、
ただ単に不具合事象の有無を調査するのではなく、
もし不具合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不具合事象が無い事で安心。
納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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