2023/01/02
「住宅診断」を数多く実施して
不具合事象の原因追求をして来たから分かる
施工未済や施工不良 そして自然の力など
インスペクターから見た住宅設計とは・・・
「泣き寝入り」や「後悔」しない為に
住宅プラン作成の応援をして行きます!
今回は、<家を建てる前に自分自身で勉強する事が重要!>についてお話をします。
今日のお話は
注文住宅を
今から建てようと考えている人に対して
後から
「泣き寝入り」しない為のお話をします。
電話やメールで
色々と悩み事の相談を受けますが
その中で
注文住宅を契約した方に多い相談内容は
一つ目として
打ち合わせで決めた事が
現場に伝わっていないので
違うものが付いているとか
二つ目として
工事が進むにしたがって
自分が思っていたものと
違うイメージになっているとか
三つ目として
打合せ時に
何の説明も無かった事が
現場で勝手に取付けているとか
この上記の
相談内容の大きな原因は
工務店が
自分の思いを全て分かってくれていると
思い過ぎている事ですね!
一つ目に関しては
打合せした時に決めた
覚書記録が有れば良いのですが
得てして
この様な場合は記録があやふや!
二つ目に関しては
工務店にとっては一番厄介なクレームです。
何たって
お施主さんのイメージを
聞いて形にしているはずなのに
出来上がってから
イメージが違うと言われても・・・・ってなります。
三つ目に関しては
工務店の不注意といわれたら
少し可哀そうかな?
建築基準法等で決まっていたり
慣習的な事柄に関して
工務店側としては
何も説明をしない事が有ります。
例えば
階段の手すりの高さなど。
手摺の高さを
お施主に確認していれば
問題は無かったのですが
手摺高さは
決まっているものと思い込みが有り
確認する事をしない事が多いですね!
今日の纏めとして
この様な電話相談に対して
どう答えて良いのか?って
大変困る場合も有りますが
結局のところ
お施主自身が
家を建てる為に何も勉強せずに
工務店に任せれば
自分の思い通りの家が
完成すると考えている事自体が
大きな間違いだと考えます。
注文住宅を建てようとするならば
最低でも
それなりにユーチューブなどで
勉強すべきと考えますが
皆さんはどう思われますか?
という事で
今日のお話は
注文住宅を工務店に依頼する前に
事前にユーチューブなどで勉強しませんか?
と言うお話でした。
今回は、これで終わります。
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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、
ただ単に不具合事象の有無を調査するのではなく、
もし不具合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不具合事象が無い事で安心。
納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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