2023/01/01
「住宅診断」を数多く実施して
不具合事象の原因追求をして来たから分かる
施工未済や施工不良 そして自然の力など
インスペクターから見た住宅設計とは・・・
「泣き寝入り」や「後悔」しない為に
住宅プラン作成の応援をして行きます!
今回は、<断熱・気密性能を数値化出来る工務店に依頼!>についてお話をします。
あけまして おめでとうございます。
今年最初のブログです!
今日のお話は
リノベーション工事に関してのお話をします。
今の日本の経済環境に於いて
住宅の建設費や光熱費が高騰している中
新築住宅を建てたり購入したりする事は
大変厳しくなりそうですね!
それでも
自分の持ち家が欲しいと考える人もいます。
その人達が
新築住宅は手が届きそうにないので
既存住宅を購入して
自分達でリノベーション工事する事も
選択肢の一つですね!
ここで注意して欲しいのは
契約前に
キッチンの取り替えであれば
例えば45万円ですよ!とか
ユニットバスなどの住宅設備全部の取り替えで有れば
200万円ですよ!等
他でリフォーム工事をするよりも安いですよ!などの
営業の甘い口車には要注意して下さい!
実際に安いかも知れませんが
安いだけでいいのですか?
何の為に
その既存住宅を購入しようとするのか?を
よくよく考えてみて下さい!
その既存住宅が
築20年以上であれば
断熱性能は
今の断熱性能・施工品質よりも相当低いですよ!
光熱費が高騰している中
省エネに直結する断熱性能の
リノベーション工事をしないで
ただ単に
キッチンなどの使い勝手や見栄えだけの
リフォーム工事は絶対にNGと思いませんか?
話を進めて
リノベーション工事を依頼する場合の
工務店探しをどうすれば良いでしょうか?
これは大変難しいですが
一つの指標として
断熱性能(UA値)と気密性能(C値)を
数値化出来る工務店に依頼して下さい!
特に気密性能(C値)を
1.0以下に抑える事を考えている工務店は
断熱施工も安心出来ますね!
数値化できない工務店に
リノベーション工事を依頼する事は
ドブに
お金を捨てる事と同じですからね!
今日の纏めとして
今年も昨年以上に
日本を取り巻く環境は
大変厳しくなりそうです!
既存住宅を購入して
自分達でリノベーション工事をする場合は
高断熱・高気密の
性能向上リノベーションを目指して下さいね!
という事で
今日のお話は、参考になったでしょうか?
今回は、これで終わります。
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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、
ただ単に不具合事象の有無を調査するのではなく、
もし不具合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不具合事象が無い事で安心。
納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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