Y&Y設計事務所
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新築分譲住宅を購入するのであれば②として!

「住宅診断」を数多く実施して

不具合事象の原因追求をして来たから分かる

施工未済や施工不良 そして自然の力など

インスペクターから見た住宅設計とは・・・

「泣き寝入り」や「後悔」しない為に

住宅プラン作成の応援をして行きます!

 

今回は、<新築分譲住宅を購入するのであれば②として!>についてお話をします。

今日のお話も前回に続き

「新築分譲住宅」を購入する時に

考えて欲しい事についてお話をします。

 

前回は

断熱欠損の途中で終わりましたので

そのお話の続きをします。

 

前回の写真の様な

不具合事象(断熱欠損)が有った場合は

どの様に対処・対応すれば良いのか?

 

新築分譲住宅の場合

断熱性能を前面に出して販売している事は

殆ど無い事を踏まえて説明します。

 

断熱欠損は

建築基準法違反にはなりません。

 

建築基準法違反でなければ

「契約不適合責任」を問う事は難しいと考えます。

 

上記の事を考慮したとして

もし契約前に

断熱欠損の不具合事象を見つけた場合は

 

売主側に

断熱欠損の手直しを依頼されると思います。

 

しかし

建築基準法違反ではないので

なかなか手直しをしない場合や

適当な補修で終わってしまいます。

 

ここで考える事は

手直しをキチンとして貰えないのであれば

このままの状態で契約をしてしまうのか?

それとも

その建物を諦めて他の建物を探すか?

二択になります。

 

もし

断熱欠損のままで契約した場合

 

考える事は

自分で断熱欠損のリカバリー補修をするか?

それとも

外注で断熱欠損のリカバリー補修をして貰うか?

断熱欠損のリカバリー補修をせずに

光熱費の垂れ流しに甘んじるか?

三択になります。

 

私見として

出来れば最初の自分自身で

床下の断熱欠損リカバリー補修をお勧めします。

 

床下の断熱欠損だけでも

シッカリとリカバリー補修をすれば

 

床下から

壁の中などを走る外気を押さえる事で

 

気密性能が上がって来ますので

光熱費は有る程度抑えられます。

 

皆さんはどの様に思われますか?

 

ただし

この床下の断熱欠損リカバリー補修

 

木造住宅以外

床下の断熱欠損リカバリー補修

難しいので要注意ですよ!

 

今日の纏めとして

新築分譲住宅を契約する前に

 

その建物の

断熱材及びサッシの仕様を確認して下さい!

 

その断熱材などの仕様が

前回のブログの仕様以上で有れば

取り敢えずはOKです。

 

後は

断熱材の施工品質の良し悪しを調査して

悪ければ

上記に記載した内容で進めて下さいね!

 

という事で

今日のお話は、参考になったでしょうか?

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、

ただ単に不具合事象の有無を調査するのではなく、

もし不具合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不具合事象が無い事で安心。

納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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