2023/01/14
「住宅診断」を数多く実施して
不具合事象の原因追求をして来たから分かる
施工未済や施工不良 そして自然の力など
インスペクターから見た住宅設計とは・・・
「泣き寝入り」や「後悔」しない為に
住宅プラン作成の応援をして行きます!
今回は、<既存住宅を購入するのであれば③として!>についてお話をします。
今日のお話は
「既存住宅」を見学に行った時に
必ずチェックして欲しい箇所
についてお話をします。
今から指摘する箇所は
簡単にチェック出来ますので
ご自身で確認して下さい!
下記写真①、②を見て下さい。
鴨居や敷居に扉の擦り跡が確認出来ます。
上記写真①、②の様に
扉の丁番に緩みが無い状態で
鴨居や敷居に
扉が擦ってしまう場合は要注意です!
要注意とは
建物の床に傾斜が有る可能性が大きいのです。
比較的新しい既製品の扉で
丁番が調整できる扉が有りますが
調整していても擦る場合は
ほぼ床に傾斜が有ると考えて下さい!
2階の場合は
梁の撓みが原因で
部分的に床が傾斜する場合が有りますが
1階の場合は
他の部屋の引違い戸やサッシの建枠に
下記写真③の様な
すき間が確認された場合は
ほぼ不同沈下の可能性が大きいですね!
もし
購入したい「既存住宅」に
上記の様な不具合事象が確認された場合は
必ず
「住宅診断」を契約前に実施して
不同沈下の原因を追究して下さいね!
また
「住宅診断」を実施して
建物全体の床の傾斜が
6/1000以上の傾斜が有る場合は
その建物の購入を諦めるか
又は
不同沈下の原因を確認してから
土台揚げ等の工事見積を取り
予算的に
クリア出来るかどうか確認しましょう!
今日の纏めとして
不同沈下による床の傾斜は
気になり始めると
相当なストレスが掛かりますので
契約するかどうかを
よくよく考えてから決めて下さいね!
という事で
今日のお話は参考になったでしょうか?
今回は、これで終わります。
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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、
ただ単に不具合事象の有無を調査するのではなく、
もし不具合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不具合事象が無い事で安心。
納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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