2023/01/15
「住宅診断」を数多く実施して
不具合事象の原因追求をして来たから分かる
施工未済や施工不良 そして自然の力など
インスペクターから見た住宅設計とは・・・
「泣き寝入り」や「後悔」しない為に
住宅プラン作成の応援をして行きます！
今回は、＜買取再販業者の既存住宅は要注意ですよ！①＞についてお話をします。
今日のお話は
「既存住宅」を購入する時に
考えて欲しい事についてお話をします。
「既存住宅」と言っても色々有りますが
その内の
売主が買取再販業者で
綺麗にリフォーム工事を実施している
「既存住宅」に焦点を当ててみます。
最初に
下記写真①、②を見て下さい。
要注意事例の写真です！
上記写真①、②を見て
基礎のひび割れを
綺麗に補修していると
エンドユーザーの方は
思われるかもしれませんね！
ですが
良く見て下さい。
約６.０㎜も有るひび割れなのです。
この様な
ひび割れの入り方は
構造的に考えて問題の無い
コンクリートの収縮が原因ではなく
明らかに
不同沈下が原因のひび割れなのです。
必ず
室内の床・壁に大きな傾斜が有ります。
ただし
買取再販業者の既存住宅の場合は
床の傾斜部分を
新しい床材で貼り増し施工をして
隠している場合が有りますが
壁の傾斜までを
垂直に直す事までは
していないと思いますので
壁の傾斜を
チェックする事も必要ですよ！
壁の傾斜が
少々有ったとしても
床の傾斜を
直していれば気にしないと
言われる人がいるのかな？
その人に一言として
購入する事は止めた方が無難ですよ！
まだ
不同沈下が続く可能性が有りますからね！
今日の纏めとして
上記写真の様に
大きなひび割れでなくても
あちらこちらで
ひび割れ補修をしている場合も要注意ですよ！
という事で
今日のお話は参考になりましたでしょうか？
今回は、これで終わります。
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「Y＆Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、
ただ単に不具合事象の有無を調査するのではなく、
もし不具合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不具合事象が無い事で安心。
納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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