2023/02/01
「住宅診断」を数多く実施して
不具合事象の原因追求をして来たから分かる
施工未済や施工不良 そして自然の力など
インスペクターから見た住宅設計とは・・・
「泣き寝入り」や「後悔」しない為に
住宅プラン作成の応援をして行きます!
今回は、<床下点検口を開けて床下状況の確認は必須!>についてお話をします。
今日のお話は
床下換気口の位置・状況に要注意!
と言うお話です。
既存住宅を
見学に行った時には
外廻りの床下換気口の
チェックをしてみて下さい!
下記写真①は
床下換気口が塞がった状況の写真です。
この状況は
後から増築をした為に
床下換気口が塞がっています。
上記写真①の場合
元々の床下換気口が
増築した為に塞がった状態で有れば
それに代わる床下換気口が
増築した部分に設置されているかを
必ず確認して下さい!
もし
近くに床下換気口が
増築時に設置されていなければ
床下の換気状況が悪くなっていますので
要注意ですよ!
この場合
床下で発生する不具合として考えられる事は
床下が湿気ている可能性が大きいので
シロアリの被害やカビの発生
構造材などが腐朽している可能性が有ります。
下記写真②は
床下換気口が物置によって塞がれている状態です。
この場合も
床下で発生する不具合は
上記写真①と同じ様な状況だと考えられます。
もし
この建物を購入された場合は
この物置の位置を
床下換気口が塞がらない位置まで
必ず移動して下さいね!
下記写真③は
床下換気口の位置が
地盤面近くに設置しています。
この状況から考えられる事は
床下の地盤面が
建物外部の地盤面よりも低いと考えられます。
上記写真③の場合は
契約する前に必ず
床下に入っての調査をする事をお勧めします。
床下の地盤面が
外部の地盤面よりも低い場合は
必ずと言ってよいほど
床下構造材の含水率が高いです。
なので
床下に防水シートを敷き込めむ等の
防湿対策は
必須ですので購入予算に含めて下さいね!
今日の纏めとして
既存住宅を見に行った場合
床下換気口に不具合が無かったとしても
必ず床下点検口を開けて
床下の湿気や臭気(カビ臭さ)を
チェックして下さいね!
という事で
床下換気口位置等をチェックして下さいね!
と言うお話は参考になったでしょうか?
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、
ただ単に不具合事象の有無を調査するのではなく、
もし不具合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不具合事象が無い事で安心。
納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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