2023/02/02
「住宅診断」を数多く実施して
不具合事象の原因追求をして来たから分かる
施工未済や施工不良 そして自然の力など
インスペクターから見た住宅設計とは・・・
「泣き寝入り」や「後悔」しない為に
住宅プラン作成の応援をして行きます!
今回は、<外壁防水処理は防水役物を使用しませんか?>についてのお話をします。
今日のお話は
外壁貫通部分の防水処理方法のお話です。
新築住宅の
外壁防水工事中の現場を見学に行った時は
下記写真箇所を良くチェックして見て下さいね!
下記写真①の様な
外壁貫通部分で比較的大きな径の場合は
防水成形品(役物)で施工される事が多いです!
しかし
小径の電気配線用のフレキ管の場合は
防水テープで防水施工する事が多く
得てして
下記写真②の様に
防水テープでの施工不具合が見つかります。
上記写真②の場合は
防水検査でチェックしている時には
発見されやすいですが
下記写真③の様に
防水テープの色が黒い為
良く良く見ないと分からない場合が有ります。
下記写真③の
矢印先を見ても分かり難いかも知れませんが
下地合板がハッキリと見えています。
上記写真③の様に
電気配線用のフレキ管が
2本以上出ている場合は
フレキ管同士の間に
防水テープを貼るのが難しいので
検査側としては
よく注意して検査をする箇所になります。
出来れば
下記資料の様な
防水役物を使用して頂ければ
雨漏りの心配は無くなりますので
是非お勧めします!
今日の纏めとして
外壁の貫通部分に防水役物を使用する事は
不具合を減少させ
且つ施工時間の短縮にもなりますので
費用対効果には大変有効と考えます。
なので
外壁の貫通部分には防水役物をお勧めします!
という事で
今日のお話は
外壁防水検査時に見落としやすい
事例のお話は参考になったでしょうか?
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、
ただ単に不具合事象の有無を調査するのではなく、
もし不具合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不具合事象が無い事で安心。
納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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