2023/02/20
「住宅診断」を数多く実施して
不具合事象の原因追求をして来たから分かる
施工未済や施工不良 そして自然の力など
インスペクターから見た住宅設計とは・・・
「泣き寝入り」や「後悔」しない為に
住宅プラン作成の応援をして行きます！
今回は、＜ひも付き土地購入の場合は要注意しましょう！＞についてお話をします。
今日のお話は
注文住宅を依頼する時は
工務店には要注意ですよ！というお話です。
家を建てる為には
当たり前だけど土地が無ければ建てれません。
土地から探す場合
知り合いの工務店に探して貰い
良い土地が有った場合は
どうしても
その工務店で
家を建てざるを得ない事になると思います。
その工務店が
本当にキチンと建てる技術が有って
住宅の事をよく分かっていれば
それはそれで良いのですが・・・・
リフォーム工事がメインの工務店で
たまに新築工事も請負する場合は
特に要注意ですね！
リフォーム工事をする考え方と
新築工事をする考え方は
天と地ほどの違いが有ります。
この様な場合は
事前に工務店の実力を確認して置く事が必要です。
なので
土地が見つかる前に
その工務店が建てた住宅を見せて貰いましょう！
でないと
ただただ後悔して「泣き寝入り」
するだけになりますからね！
また他に
不動産業者に土地探しをして貰う時には
事前に建物を建てる
条件付きが無い土地で探して貰いましょう！
上記二つの事例の様に
ひも付きの土地は要注意して下さいね！
何故この様な
お話をするのか？と言いますと
電話相談などで
何件も似たような相談を受けていますし
知り合いの
木造住宅をあまり建てた事が無い
工務店の建物を見る機会が有り
その
工事中の住宅には
小屋裏換気に
軒裏換気金物を使用せずに
外壁通気見切り金物を使用しているのです。
まぁ
一応は有効換気面積が有るので良いのでしょうね？
計算して見ないと分からないけど・・・・。
この通気見切りは
以前
設計事務所の依頼で完了検査に立ち会った時に
その工務店が使用していた商品と同じでした。
百歩譲って良しとして
ここでもう一つ問題なのが
ケラバ側の外壁通気金物が施工していないのです！
その他
透湿防水シートの張り方など
不具合事象のオンパレード！って
なる事が有りますから要注意ですよ！
もし
断り切れそうになかったら
知り合いの
設計事務所に既に家の設計を依頼しているから
そこで設計と工事監理をして貰って良いですか？
って聞いて見て下さい！
ＯＫで有れば
その設計事務所で
シッカリと工事監理をして貰いましょう！
その時に
実際に設計事務所がいなかったら
Ｙ＆Ｙ設計事務所へご一報くださいね！(笑)
今日の纏めとして
ひも付きの条件付き土地だった場合で
設計も工事監理も
知り合いの設計事務所へ
依頼する事がダメだった場合は
新築工事途中検査を入れて良いか確認して下さい！
もし
これもダメだった場合は
文字にするのは気が引けるのですが
・・・・・・ですね！
という事で
今日のお話は参考になったでしょうか？
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね！
今回は、これで終わります。
◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊
「Y＆Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、
ただ単に不具合事象の有無を調査するのではなく、
もし不具合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不具合事象が無い事で安心。
納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊
