2023/02/21
「住宅診断」を数多く実施して
不具合事象の原因追求をして来たから分かる
施工未済や施工不良 そして自然の力など
インスペクターから見た住宅設計とは・・・
「泣き寝入り」や「後悔」しない為に
住宅プラン作成の応援をして行きます!
今回は、<サイディング裏張りは防水テープ貼りで対応!>についてお話をします。
今日のお話は
バルコニー手すり天端のお話です。
下記資料①の
サイディング裏張りはNGと書いていますが
その下に
窯業系サイディングは
裏面に防水加工等を施していないからと
その理由を記載しています。
あくまでも
この様な施工はしない様に!
と言うだけの
注意喚起の為の資料なのであれば
注意喚起を無視するのではなく
施工側から一歩進めて
その注意喚起に沿った方法を
考えれば良いのではないでしょうか?
つまり
防水加工を施せば良いのであれば
下記写真②の
バルコニー天端部分の
サイディング裏張り面の3面に
片面防水テープを貼ってしまえば良いと考えます。
皆さんは
どの様に思われますか?
では何故
このサイディング裏張りが普及したのか?
普及した理由は
手軽に低コストで
壁内の防水性施工に適していて
尚且つ
下記写真②を
見れば分かる様に
外壁通気構法が簡単に施工できるからです!
であれば
注意喚起と言う様な
奥歯に物が挟まった様な言い方をせずに
サイディング裏張り面の3面に
片面防水テープを貼る様に
記載すれば良いのではないでしょうか?
この様に
ハッキリと施工方法を明記すれば
返って
雨漏り事故が減少するのではないでしょうか?
今日の纏めとして
何でもかんでもNGと書かずに
代案を示す様にすれば良いと考えます。
という事で
今日のお話は参考になったでしょうか?
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、
ただ単に不具合事象の有無を調査するのではなく、
もし不具合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不具合事象が無い事で安心。
納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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