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既存住宅で気を付ける事は不同沈下ですよ!

「住宅診断」を数多く実施して

不具合事象の原因追求をして来たから分かる

施工未済や施工不良 そして自然の力など

インスペクターから見た住宅設計とは・・・

「泣き寝入り」や「後悔」しない為に

住宅プラン作成の応援をして行きます!

 

今回は、<既存住宅で気を付ける事は不同沈下ですよ!>についてお話をします。

今日のお話は

既存住宅を購入する時の注意点のお話です。

 

特に

2000年以前

既存住宅を購入される場合は

 

建物の不同沈下が有る可能性が

大変大きいから要注意ですよ!

 

何故ならば

2000年4月1日に施行した

品質確保促進法において

基礎に起因して住宅が傾いた場合

住宅の建築・販売業者

修補の責任を負わなければならない事が

明確になった為に

 

それ以降の住宅には

地盤調査を実施して

必要ならば地盤補強をする流れになっているので

ある程度安心ですが

 

2000年以前の建物の場合は

地盤調査

実施していない可能性が大きいから要注意!

 

と言っても

瑕疵保険責任期間の10年間が過ぎた場合は

瑕疵保険保証期間が切れますので

 

自宅の場合は

瑕疵保険が切れる前に

不同沈下の有無を調査を実施した方が良いですし

 

2001年以降の既存住宅でも

築10年を過ぎている住宅を

購入しようと考えている方は

 

建物の床・壁の

詳細な傾斜計測を実施される事をお勧めします。

 

 

上記の内容以外で重要な注意点は

建物の廻りの隣地の敷地の状況です。

 

下記写真①を見て下さい。

 

【写真①】

 

隣地の境界が

敷地よりも低い場合で

かつ建物が隣地に近い場合は

 

建物が

地震などで揺られてしまい

低い隣地側に傾いてしまう事が

大なり小なり確実に有ります。

 

又は

下記写真②も同じ様に

 

【写真②】

 

擁壁に

大きなひび割れが入っている場合も

上記写真①と同じ様に

 

擁壁側に

建物全体が傾いている場合も多いです。

 

 

この事から

隣地や道路が敷地よりも低い場合

 

不同沈下が

発生していると考えて

その床の傾斜が許容範囲かどうかなどを

よくよく傾斜計測を実施して下さいね!

 

 

今日の纏めとして

2000年以前に完成した既存住宅は

必ず契約する前床の傾斜計測は必須です。

 

特に要注意は

自宅で

築10年が過ぎる前の住宅は

瑕疵保証が切れる前に

床の傾斜計測をお勧めします。

 

瑕疵保険期間10年が過ぎてしまえば

不同沈下の不具合に保険が降りませんから

要注意ですからね!

 

という事で

今日のお話は参考になったでしょうか?

 

毎日ブログを更新していますので

住宅の購入を考えている人は

他のブログも見て下さいね!

 

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、

ただ単に不具合事象の有無を調査するのではなく、

もし不具合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不具合事象が無い事で安心。

納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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