2023/03/05
「住宅診断」を数多く実施して
不具合事象の原因追求をして来たから分かる
施工未済や施工不良 そして自然の力など
インスペクターから見た住宅設計とは・・・
「泣き寝入り」や「後悔」しない為に
住宅プラン作成の応援をして行きます!
今回は、<「住宅診断」って住宅を購入する時に必要?>についてのお話をします。
今日のお話は
もし「住宅診断」をしないで
住宅を購入した場合のお話です。
既存住宅で
2000年以前に完成した建物の場合
余程大きく
床・壁が傾斜していなければ
エンドユーザーの方は
傾斜に気が付かないかもしれませんね!
今迄の電話相談でも
カーテン屋さんに左右のカーテンの高さ寸法が違いますよ!
って言われる迄気が付かない方もいます。
この時の床の傾斜は
11/1000の傾斜が付いていたのですが・・・・。
自分で気が付かないで
人に教えられて気が付いた場合は
その床の傾斜が凄く気になって
急に眩暈だとか平衡感覚が
気になり出すようです。
もし
その様な床の傾斜が気にならなかったら
床の傾斜が許容範囲内だったら
ホント大変幸運だったと思いますよ!
その場合は
床下の防蟻処理は5年毎にしないといけないので
防蟻処理業者に
防蟻処理と蟻害の有無を調査して貰いましょう!
それと
小屋裏の雨漏りチェックは
自分では少し難しいかも・・・・。
この様な場合の為に
「住宅診断」までを実施しなくても
床の傾斜に問題が無ければ
引渡しを受ける(決済)前に
既存住宅瑕疵保険に加入して
付保証明書を発行して貰いましょう!
そうすれば
雨漏りに対して備えが出来ますので!
新築分譲住宅の場合は
見た目で表面的には
そんなに不具合は無いのかな?
ですので
Y&Y設計事務所が実施する
「住宅診断」でなければ
建築基準法違反やその他の規定違反は
チェックしませんので不具合事象は
報告されないでしょうね!
今日の纏めとして
「住宅診断」の依頼って
結局のところ
住宅を購入される人の考え方次第ですね!
最終的には
その人の「運」次第になるのかな?
その「運」が悪ければ「泣き寝入り」になり
「運」が良ければ
その人が住んでいる間は
何も不具合などの問題が出ない・感じないのかな?
って
最近つくづく思う様になりましたね!(笑)
ほんと
「住宅診断」を実施しようとしないですね!
費用対効果を考えた場合
どちらが損なのか?
答えが出ると思うのだけど・・・・!
と言うか
仲介業者が「住宅診断」を
回避させようとしているのでしょうかね?
面倒くさいからね!
私的には
「運」が良い悪いに関係無しに
「住宅診断」を実施すればリスク回避は
ホンの少しでも解消できると考えていますけどね!
という事で
今日のお話は参考になったでしょうか?
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、
ただ単に不具合事象の有無を調査するのではなく、
もし不具合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不具合事象が無い事で安心。
納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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