Y&Y設計事務所
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住宅の耐久性能に関わる箇所は要チェック!

「住宅診断」を数多く実施して

不具合事象の原因追求をして来たから分かる

施工未済や施工不良 そして自然の力など

インスペクターから見た住宅設計とは・・・

「泣き寝入り」や「後悔」しない為に

住宅プラン作成の応援をして行きます!

 

今回は、<住宅の耐久性能に関わる箇所は要チェック!>についてお話をします。

今日のお話は

以外に多い地味な不具合事象のお話です。

 

新築分譲住宅の「住宅診断」で

案外

調査されていない箇所が有ります。

または

そこまで重要視されていない箇所が有ります。

 

それは下記写真①の

基礎上水切り下部の床下換気用の通気孔です。

 

【写真①】

 

上記写真①を見れば分かる様に

モルタルで床下換気用の孔が塞がれています。

 

原因は

左官職人が最後の仕上げで

換気孔をブラシでモルタルを

洗い落とさなかった事が原因です。

 

現場監督も

ここ迄はチェックする事は無いでしょうね!

 

では

このままではどうなるかと言うと

外気が床下に入らないので

床下に湿気が溜まってしまう可能性が大きいです。

 

つまり

この箇所は住宅の耐久性能を考えた場合は

大変重要な箇所になります。

 

新築分譲住宅を見学に行った時に

ちょっとしゃがめば簡単に見えますので

必ずチェックして見て下さいね!

 

売主側から見れば

こんなチンケな検査をするのか?

 

こんな重箱の隅を突く様な事を指摘するから

「住宅診断」をさせたくないんだ!

って言うのでしょうね。(笑)

 

 

次は

地味な不具合では無いのですが

他のインスペクターがチェックしない箇所として

 

1階部分外壁通気構法の

通気金物の有無のチェックです。

 

下記写真②は

チェックする場所を指しています。

 

【写真②】

 

上記写真②は

玄関ドアの上側面の壁と天井の取合い部分に

外壁通気金物が設置されていません。

 

これと同じ様に施工されていない箇所は

跳ね出しバルコニーの

下側天井と壁との取合い部分です。(写真無し)

 

下記写真③は

玄関ドアの上側面の壁と天井の取合い部分に

外壁通気金物が設置されている写真です。

 

【写真③】

 

上記写真③の様に

一目見れば分かりますが

外壁通気金物の形状が

メーカーによって色んな形が有りますので

その辺は要注意ですかね!

 

因みに

外壁通気構法のチェックは

Y&Y設計事務所ぐらいしか

不具合指摘事項として取り上げないでしょうね!

 

この外壁通気構法は

住宅の耐久性能には

欠かせない重要な構法にも関わらず・・・・。

 

まぁ

新築住宅に関しての

「住宅診断」の検査方法の決まりが

無いので仕方が無いのかな?・・・・

 

 

今日の纏めとして

新築住宅の大切な性能に

①耐震性能

②耐久性能

③温熱性能

④気密性能

の4つの性能が有ります。

 

上記で挙げた床下換気や外壁通気は

②の耐久性能に当て嵌まりますので

 

必ず

「住宅診断」ではチェックしたいですね!

 

という事で

今日のお話は参考になったでしょうか?

 

毎日ブログを更新していますので

住宅の購入を考えている人は

他のブログも見て下さいね!

 

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、

ただ単に不具合事象の有無を調査するのではなく、

もし不具合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不具合事象が無い事で安心。

納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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