2023/03/16
「住宅診断」を数多く実施して
不具合事象の原因追求をして来たから分かる
施工未済や施工不良 そして自然の力など
インスペクターから見た住宅設計とは・・・
「泣き寝入り」や「後悔」しない為に
住宅プラン作成の応援をして行きます！
今回は、＜瑕疵保険を絡めながらメンテナンス工事を！＞についてお話をします。
今日のお話は
外壁・屋根等のメンテナンスのお話です。
新築住宅であれ既存住宅であれ
１０年～１５年を目途に
外壁・屋根の塗替えメンテナンス工事を
実施される事をお勧めします。
新築住宅の場合は
３月３日の下記ブログにも記載していますので
読んでみて下さい。
＜住宅延長瑕疵保険のメリット・デメリット！＞
https://www.yandykensa.com/blog/17328
既存住宅を購入される方の場合は
どうすれば良いのでしょうか？
既に
外壁や屋根の塗替えの
メンテナンス工事を実施していれば
その建物が
既存住宅売買瑕疵保険に
加入出来る建物かどうかを確認して下さい。
ここで
もし加入出来る建物で有れば
保険期間を１年間にするのではなく
５年間で保険付保証明書を貰いましょう！
保険費用が
多少高く（２万円弱）なりますが
雨漏りに関する保険は必要と思いますよ！
まだ
外壁や屋根のメンテナンスリフォーム工事を
実施していない既存住宅の場合で
売主側が
瑕疵保険売買瑕疵保険加入の為の検査を
実施していない（しようとしない）場合は
瑕疵保険加入の為の検査費用を
自費で支払う条件で
契約前に
検査をさせて頂くように依頼して下さい。
ここで
それでも検査をさせて頂けなかったら
その建物の購入を止める事をお勧めします！
検査後に
既存住宅瑕疵保険に加入する為には
不具合箇所の補修が必要になった場合
その場合は
売主側との交渉になりますが
売主が個人の場合は
補修費用も自費になる可能性高いですね！
ここで色々と
ケースバイケースのパターンが有ります。
例えば
床・壁の傾斜に問題が無く
外壁や屋根の経年劣化で
塗替えメンテナンスを
実施すれば良いのであれば
その費用は
自費でメンテナンスを実施してから
５年間の保険付保証明書を
付保して貰いましょう！
不具合事象が
数か所のひび割れ補修をするだけで
尚且つ外壁・屋根の
塗替えメンテナンスを実施する時期が
まだ４、５年先で大丈夫な場合は
補修費用は少額と思われますので
５年間の瑕疵保険に加入して
付保証明書が付保して貰いましょう！
既存住宅の場合は
新築住宅と違って住宅延長瑕疵保険の様に
瑕疵保険を延長する制度は有りません！
この場合は
瑕疵保険期間が切れる５年後には
今度は
自らが外壁や屋根の塗替えメンテナンス業者を
探して依頼する事になります。
この時の注意点は
依頼するメンテナンス業者が
リフォーム瑕疵保険の登録業者かどうかを確認して下さい。
登録業者であれば
屋根・外壁塗替えメンテナンス工事に対して
必ず５年間の「リフォーム瑕疵保険」に加入して貰う様に
契約時に確認する事です。
登録業者では無ければ
その業者には依頼しない方が無難と考えますよ！
今日の纏めとして
新築住宅であろうと既存住宅であろうと
住宅を購入して住まうのであれば
必ずその住宅のメンテナンスを実施する事が必要です。
なので
計画的に瑕疵保険も絡めながら
メンテナンス工事を実施して行きましょう！
という事で
今日のお話は参考になったでしょうか？
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね！
今回は、これで終わります。
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「Y＆Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、
ただ単に不具合事象の有無を調査するのではなく、
もし不具合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不具合事象が無い事で安心。
納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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