2023/03/18
「住宅診断」を数多く実施して
不具合事象の原因追求をして来たから分かる
施工未済や施工不良 そして自然の力など
インスペクターから見た住宅設計とは・・・
「泣き寝入り」や「後悔」しない為に
住宅プラン作成の応援をして行きます！
今回は、＜床下防蟻処理剤は合成殺虫剤で良いのですか？＞についてお話をします。
今日のお話は
床下防蟻処理剤のお話です。
新築分譲住宅に使用されている
床下防蟻処理剤の殆どが
「合成殺虫剤」が使われています。
その中でも
最も使われている合成殺虫剤（農薬）が
ニコチンに似せて合成された
「ネオニコチノイド系」合成殺虫剤です。
世界中では
ミツバチ大量死の一因であるとして
近年では世界中で使用禁止などの
規制が広まっているのです。
医学分野や環境分野では
ネコニコチノイド系は低濃度でも
子供の脳に
影響を与えてると報告が
相次いでいるそうです。
この様な
合成殺虫剤（農薬）が
実際に住宅の床下などに
使用されているのですよ！
本題に入ります。
新築分譲住宅を購入された場合は
ほぼ「ネコニコチノイド系」防蟻者理財
が使われています。
百歩譲って
新築工事の防蟻施工時には
そこには人が住んでいないから良しとしても
５年後毎に
この「ネコニコチノイド系」の合成殺虫剤を
防蟻の為に床下に散布しなければなりません。
何故ならば
防蟻効果が５年で無くなるからです。
下記写真①を見て下さい
新築分譲住宅の「住宅診断」で
床下に入っての調査時の写真です。
上記写真①の様に
塗り忘れを防ぐ為に
オレンジ色をしている事が多いのですが
この防蟻処理剤を
使用している床下に入っての調査後は
顔の廻りが
ヒリヒリする事が良く有りました。
顔の面だけは
防塵マスク以外は何も防御していないので！
今思えば
合成殺虫剤が原因だと理解できますね！
で
ここからが問題なのです。
先程書いた様に
５年毎に床下の防蟻処理をしないといけません。
つまり
５年後と言うと
その住宅に住んでいながら
床下に
「ネオニコチノイド系」の
合成殺虫剤を噴霧する事になるのです。
例えば
小さな赤ちゃんがいるご家庭の場合とか
お孫さんが来て泊まる場合とか
安心して防蟻処理を依頼できますか？
子供の脳に
影響を与えてると
報告が相次いでいるのですよ！
日本の場合は
特にアメリカで使用禁止されている除草剤でも
平気でコマーシャルを流していますよね！
この「ネオニコチノイド系」は必要悪？として
何故か使用続けられています！
でここで提案です。
人体に害が無い自然の鉱物を使用した
防蟻処理剤が有るのです。
しかも
一度の防蟻処理施工で
ずっと長く効果が有るのです！
それは
ホウ酸を防蟻処理剤に使用しているからなのです。
このホウ酸は
ホウ酸塩鉱物を精製して作られる
自然素材なので人体に安心なのです！
如何ですか？
ただデメリットとしては
合成殺虫剤の１回の防蟻処理費より
少し費用が高いですが
その１回のホウ酸の防蟻処理施工で
５年、１０年と効果が続きますので
長い目で見れば
費用的にも安全的にも
メリットが十分有ると思います。
今日の纏めとして
「ネコニコチノイド系」の防蟻処理剤は
５年毎に床下の防蟻処理をしないといけません。
新築分譲住宅を購入５年後の
防蟻再処理からは
費用面や安全面・効果の持続性の事を考えて
ホウ酸防蟻処理剤に変更しませんか？
勿論
注文住宅を建てられるのであれば
最初から
ホウ酸の防蟻処理剤を採用しましょう！
アメリカカンザイシロアリは
空中から飛来しますので
家全体の構造材を
ホウ酸で防蟻処理しませんか？
という事で
今日のお話は参考になったでしょうか？
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね！
今回は、これで終わります。
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「Y＆Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、
ただ単に不具合事象の有無を調査するのではなく、
もし不具合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不具合事象が無い事で安心。
納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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