2023/03/19
「住宅診断」を数多く実施して
不具合事象の原因追求をして来たから分かる
施工未済や施工不良 そして自然の力など
インスペクターから見た住宅設計とは・・・
「泣き寝入り」や「後悔」しない為に
住宅プラン作成の応援をして行きます！
今回は、＜ローコスト住宅には新築各工程検査で快適！＞についてお話をします。
今日のお話は
ローコスト住宅は大丈夫？のお話です。
新築分譲住宅で
全国展開のローコスト住宅が建てた
新築分譲住宅の「住宅診断」を
何件か実施させて頂いています。
私が感じた事は
確認申請図面の設計図書の内容は
正直言って
地場の新築分譲住宅の
設計図書よりも数段キッチリと書かれていて
ほぼ何も言う事は有りません！
全国展開をしているので
統一の仕様が有るのが理由と思われます。
施工内容はと言うと
設計図書で全国統一されているので
設計図書に書かれている内容は
例えば
外壁通気構法とか小屋裏換気計算とか
小屋裏の外壁防火構造の仕様などは
キチンと守られています。
ただし
大きく分けて３点ほど
よく注視しなくてはならない箇所は
①床下の工事残材が多い
②特に室内の仕上げ程度が雑
③仕様は守られていますが施工が雑
この３点は
ローコスト住宅には共通している様に思います。
なので
床下点検口（床下収納庫）の蓋を開けて
床下に残材が少しでもあれば
見えない箇所も
もっと沢山残材が有ると言っても
過言ではありませんね！
室内の仕上げに関して
エンドユーザーの目では
綺麗に映るかも知れませんが
私達から見れば
あちこちが傷だらけとか
サッシ枠のビス止めが緩いとか・・・・。
ローコストメーカーの分譲住宅は
案外仕様が良くて
長期優良住宅の仕様とかも有ります。
もし
売建て分譲や工事中の建物を購入される場合は
新築各工程検査をお勧めします。
そうすれば
建物自体の「温熱性能」は良いので
狙い目だと思いますよ！
新築分譲住宅の場合は
ほぼ完成した住宅を購入しますので
ローコストメーカーとかは
余り気にする事は無いと思いますが
注文住宅の場合で
ローコストメーカーで建てられている時は
例えば
ローコストメーカー名が
現場で見えない様にされています。
この様な事を
メーカー側にお願いする様であれば
最初から
契約するべきでは無いと思います。
つまり
ローコストメーカーで建てた事に対する
引け目？と言う感情が
後々になって又は工事中から
そのハウスメーカーとの
トラブルの引き金の原因になってしまいます。
何か
些細なトラブルが有った場合
ローコストの家だから
安い商品を入れているとか
工事工程を省いているのではないかと
勝手に思い込んでしまったりして
終いには
現場監督が正直に話をしているのに
悪い方に受け取ってしまったりと・・・・
完全に悪循環になってしまい
自分で自分の首を絞めている状態ですね！
この様にならない為に
最初から
新築各工程検査を
依頼すれば良いと思います。
今日の纏めとして
注文住宅を
ローコストメーカーに依頼する時は
正々堂々？と
ローコスト住宅でも
性能の良いキチンとした家を建てる為に
新築各工程検査を依頼しませんか？
という事で
今日のお話は参考になったでしょうか？
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね！
今回は、これで終わります。
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「Y＆Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、
ただ単に不具合事象の有無を調査するのではなく、
もし不具合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不具合事象が無い事で安心。
納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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