2023/03/21
「住宅診断」を数多く実施して
不具合事象の原因追求をして来たから分かる
施工未済や施工不良 そして自然の力など
インスペクターから見た住宅設計とは・・・
「泣き寝入り」や「後悔」しない為に
住宅プラン作成の応援をして行きます!
今回は、<先張り防水シートを使用するのであれば!>についてお話をします。
今日のお話は
サッシ廻りの防水処理のお話です。
最近の新築住宅では
サッシ枠を取付ける前に
先張り防水シートと
角部分に形成品防水部材や防水テープで
雨水浸入を防止する施工が
一般的になって来ています。
上記写真①の場合は
施工上の問題は無く
先張り防水シートと形成品の防水部材を
組み合わせて施工しています。
で
下記写真②の場合は
少し首を捻る様な施工をしている写真です。
上記写真②の場合の
何に首を捻るかと言うと
先張り防水シートに
外壁透湿防水シートを
代用品として施工しているのです。
何の材料を使用しないとNGという
規定は有りませんが
雨水が
浸入する可能性が高い箇所ですので
下記写真③の様に
耐久性が有る専用の
先張り防水シートを張りませんか?(私見です!)
下記資料①の上側は
つい最近まで主流であった
先張り防水シートを使用しない
防水テープのみの施工方法が記載しています。
上記資料①は
サッシ廻りの防水テープを貼る順番と
防水テープ貼りの注意事項が
書かれていますので参考にして下さい。
今日の纏めとして
もし
外壁透湿防水シートを張る前の
工程時に現場を見る機会が有った場合
上記資料①の
防水テープ貼りの
順番をチェックして見ましょう!
下記写真④は
角部分に形成品の防水部材を使用するのではなく
防水テープで角を貼っている写真です。
下記写真⑤は
全て形成品の防水部材を
使用している写真です。
という事で
今日のお話は参考になったでしょうか?
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、
ただ単に不具合事象の有無を調査するのではなく、
もし不具合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不具合事象が無い事で安心。
納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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