2023/03/31
「住宅診断」を数多く実施して
不具合事象の原因追求をして来たから分かる
施工未済や施工不良 そして自然の力など
インスペクターから見た住宅設計とは・・・
「泣き寝入り」や「後悔」しない為に
住宅プラン作成の応援をして行きます！
今回は、＜工務店は指摘事項をキチンと直すのかな？＞についてお話をします。
今日のお話は
住宅診断の指摘事項を
工務店が直すかどうかのお話です。
先日
工務店が指摘事項を直して
施工後の写真を持って来る
という事だったので
施工後の
写真を見せて貰う事と
直接見て直っているかどうかを
確認しに行って来ました。
結果的には
まだ施工後の写真は来ていなかったので
天井点検口が
４５分準耐火構造対応品になっていない事を
指摘をした箇所だけを覗いて見てみました。
工務店の担当者は
私のブログを見ていると言われていたので
対応品に取り替えるか
又は
下記資料①の
赤く囲っている納まりに施工するか
のどちらかで直すと思っていたのです。
しかし
どちらの施工方法もしないで
プラスターボードを
点検口から入る大きさで四角にカットして
ただ単に
その点検口の上に被せただけでした！
何だこれは？と思ったのですが
不安を煽る様な事を避ける為に
依頼者の方には
プラスターボードを
上から被せている事だけを伝え
後日
手直し事項の写真を
全部見せて頂いてから
この天井点検口の件も
纏めて指摘する事にしました。
今回の場合は
依頼者の方が
指摘事項を直しているかどうかを
見て欲しいと言われたので
手直し後の
写真が見れるのでしたら
見に行きますと伝えていたのです。
今日の纏めとして
今迄に
指摘事項の手直し後の写真を
メールで送って頂いた件数は
たった２件だけ！
この２件の場合は
手直しもバッチシでしたが
後は
直して貰ったという報告か
又は
全然音沙汰無しのどちらかです。
どちらにしても
本当にキチンと直しているかどうか？
今回の物件も
手直し後の写真を呉れると言っていたけど
どうなるのでしょうかね？
天井点検口の手直しも
いい加減な事をしているから
残念ながらこのまま
ズルズルと日が過ぎてしまい
終わりという事になりそうですね！
という事で
今日のお話は参考になったでしょうか？
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね！
今回は、これで終わります。
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「Y＆Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、
ただ単に不具合事象の有無を調査するのではなく、
もし不具合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不具合事象が無い事で安心。
納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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