2023/04/08
「住宅診断」を数多く実施して
不具合事象の原因追求をして来たから分かる
施工未済や施工不良 そして自然の力など
インスペクターから見た住宅設計とは・・・
「泣き寝入り」や「後悔」しない為に
住宅プラン作成の応援をして行きます！
今回は、＜ローコストの規格住宅は要注意！＞についてのお話をします。
今日のお話は
ローコストの規格住宅は要注意！
と言うお話です。
ローコスト住宅で
地域限定の規格住宅を
建てた依頼者からの電話相談で
家を建てた
工務店と揉めているとの事で
色々と苦情を聞いていました。
で
最後に建物を診断して欲しい
という事になったのです。
下記写真①～③は
「住宅診断」を実施した時の
不具合写真の一部です。
上記写真①は
基礎上入隅部分の水切り下端の
不具合事例の写真です。
見ての通り大きな穴が開いたまま！
水切り下端の防鼠穴の意味が
全然分かっていません！ ヽ(`Д´)ﾉﾌﾟﾝﾌﾟﾝ
上記写真②は
小屋裏切妻部分の
外壁防火構造認定違反の写真です。
何故
プラスターボードを
野地板まで張り上げずに止めているのか？
外壁を
サイディング仕上げをする場合は
小屋裏外壁面は
プラスターボードを張りが基本中の基本です。
上記写真③は
ユニットバス下は
基礎断熱で仕上げていますので
人通口部分は
断熱材で塞ぐ事が基本です。
それを何故
中途半端な納め方をしているのだろうか？
上記写真①～③以外にも
沢山の不具合事象が見られました。
今日の纏めとして
ローコスト系の
規格住宅を建てている工務店は
得てして
住宅の基本が分かっていないから
フランチャイズに加入して
ローコスト規格住宅を建てているのかな？
なので
上記写真①～③の様な
基本的な納まりが
出来ていなかったのでしょうね！
この様な事から
フランチャイズ系の
ローコスト規格住宅の購入は要注意ですよ！
という事で
今日のお話は参考になったでしょうか？
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね！
今回は、これで終わります。
◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊
「Y＆Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、
ただ単に不具合事象の有無を調査するのではなく、
もし不具合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不具合事象が無い事で安心。
納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊
