Y&Y設計事務所
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構造区画に拘るとプランに制約が出て来る?

「住宅診断」を数多く実施して

不具合事象の原因追求をして来たから分かる

施工未済や施工不良 そして自然の力など

インスペクターから見た住宅設計とは・・・

「泣き寝入り」や「後悔」しない為に

住宅プラン作成の応援をして行きます!

 

今回は、<構造区画に拘るとプランに制約が出て来る?>についてお話をします。

今日のお話は

新築分譲住宅のプランのお話です。

 

売主側の要望として

東側道路で間口11mの敷地に

4LDK+趣味の部屋のプランです。

 

普通の場合は

趣味に部屋を入れて4LDKなのに・・・・。

 

下記直下率計算①が

要望に応えたプランの直下率計算です。

 

【直下率計算①】

 

上記直下率計算①の様に

耐力壁の直下率は79.55%

柱の直下率は72.22%

数値的には全然問題は有りません!

 

問題は

構造区画を考えた場合

下記プラン①の赤丸及び矢印の所に

どうしてもが欲しいのです。

 

ここで言う構造区画とは

梁の両端を4P以内で柱で支える事

を考えています。

 

【プラン①】

 

となれば

柱を1本建てる事も考えられますが

壁としてデザイン的な収納棚にしても良いかな?

って考えたプランです。

 

構造区画を考えなければ

下記プラン②の様に

キッチン横に

壁を持ってこれば違和感は無いと考えます。

 

【プラン②】

 

私としては

プラン①の矢印の所に配置したいのですが

 

果たして

売主側がOKを出してくれるかな?

 

因みに

2階の鳥瞰図記鳥瞰図①

外観パース下記外観パース①になります。

 

【鳥瞰図①】

 

このプランの特徴は

冷暖房を想定して

階段廻りに吹抜けを設置しています。

 

 

下記外観パース①は

Y&Y設計事務所が考える総2階の家

 

バルコニーの代わりに2階にドライルームを配置し

太陽光発電が搭載できる屋根面形状です。

 

【外観パース①】

 

 

今日の纏めとして

いくら直下率が良くても

やはり

構造区画にも拘って行きたいですね!

 

という事で

今日のお話は参考になったでしょうか?

 

Y&Y設計事務所

新築住宅の「住宅診断」を実施して

沢山の不具合事象を見ていますので

 

これらの

不具合事象が無い様に

耐震性能を第一に考えた

プランを作成しています!

 

毎日ブログを更新していますので

住宅の購入を考えている人は

他のブログも見て下さいね!

 

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y設計事務所」が お客様に提供させて頂く

詳細な住宅診断とは、

ただ単に不具合事象の有無を調査するのではなく、

もし不具合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不具合事象が無い事で安心。

納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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