2023/04/21
「住宅診断」を数多く実施して
不具合事象の原因追求をして来たから分かる
施工未済や施工不良 そして自然の力など
インスペクターから見た住宅設計とは・・・
「泣き寝入り」や「後悔」しない為に
住宅プラン作成の応援をして行きます！
今回は、＜インスペクターを建築中の相談窓口に！＞についてお話をします。
今日のお話は
不具合事象の電話相談のお話です。
今回の電話相談の内容は
注文住宅を建てている方からで
下記写真①の様な
ジャンカがあちらこちらに有るとの事でした！
このジャンカの事を
工務店の現場監督に伝えたら
コンクリート打ちをしていると
どうしても出てしまうんですよ！
問題は有りませんので
綺麗に補修しておきます！と
一言言われただけで
ジャンカが出ていても
それが普通だと思っているのか？
別に気にしている様子も
申し訳ないと言うような
素振りも無かったそうです。
なので
その時は
そんなに気にする事でもないのかな？
って思っていたそうですが
その後
現場監督と別の打合せをしていて
その時にも
こちらが気にしている事を聞いているのに
その質問を
サラっとかわされて
キチンと回答が貰えなかったそうです。
その時に
この現場監督に任せていて
本当に大丈夫なのか？って
急に不安になって来たとの事。
この様な流れの中で
Ｙ＆Ｙ設計事務所に電話相談となったのです。
実際に
現場（ジャンカ）の状況を見た方が間違いないのですが
電話相談の現場が
これまた広島県から遠く離れているので (;^_^A
色々な方向から質問をしながら
お話をして行きました。
最初にお話をした内容は
基礎のジャンカ補修方法の件です。
補修方法については
ＳＮＳで下記資料①が記載している所を教えてあげて
下記資料①の様に
補修しているかどうか確認する事を伝えました。
問題なのは
現場監督が信用できなくなった事です。
一度拗れると
不信感を払拭する事は不可能でしょうね！
現場監督の上司に
相談できる環境であれば良いのですが
それが難しいようであれば
各工事工程の検査を
インスペクターなどの第三者機関に
検査を依頼する方法も有りますよ！
って言うお話をさせて頂きました。
今日の纏めとして
注文住宅を工務店に依頼する場合は
その工務店に不信感を持つ前に
事前に
各工程検査にインスペクターを入れる事を
契約時に工務店の了解を取っておきましょう！
出来れば
そのインスペクターに
設計図面の事前チェックや
打ち合わせ時の書類チェックも
費用がかかりますが一緒に依頼しませんか？
ご提案として
インスペクターを
家を建てる最中に不安要素が出てきた時の
相談窓口として利用されたら良いと思います。
という事で
今日のお話は参考になったでしょうか？
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね！
今回は、これで終わります。
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「Y＆Y設計事務所」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、
ただ単に不具合事象の有無を調査するのではなく、
もし不具合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不具合事象が無い事で安心。
納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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