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既存住宅を買うのなら2001年以降の建物!

「住宅診断」を数多く実施して

不具合事象の原因追求をして来たから分かる

施工未済や施工不良 そして自然の力など

インスペクターから見た住宅設計とは・・・

「泣き寝入り」や「後悔」しない為に

住宅プラン作成の応援をして行きます!

 

今回は、<既存住宅を買うのなら2001年以降の建物!>についてお話をします。

今日のお話は

既存住宅の基礎についてのお話です。

 

既存住宅を見に行った時には

基礎にどの様なひび割れが入っているかを

必ず良くチェックして下さいね!

 

建築基準法で

鉄筋コンクリート基礎が法令化されたのは

建設省告示第1347号(平成12年5月23日)の

「建築物の基礎の構造方法及び構造計算の基準を定める件」からです。

 

つまり

耐震基準の2000年基準からになります。

 

以前の

ブログでも書いていますが

既存住宅を購入される方は

2000年以降の建物がお勧めですよ!と記載しています。

 

正確に言えば

建物の耐震基準

2000年基準以降という事になります。

 

なので

新耐震基準(1981年)以降の建物は

住宅ローン控除が受けられるとか

 

既存住宅売買瑕疵保険に

耐震診断(補強工事)を

実施しなくても加入出来るから

 

安心なんだ!って勘違いしない様に!

 

下記写真①、②を見て下さい。

基礎に鉄筋が入っていない場合は

 

この写真の様に

2.0㎜前後のひび割れが入る事があります。

 

【写真①】

 

 

【写真②】

 

 

しかし

上記写真①、②の様な

大きなひび割れで有っても

 

下記写真③の様に

綺麗に補修をしてしまえば

 

既存住宅売買瑕疵保険に

簡単に加入出来るのです!(他に不具合が無ければ)

 

【写真③】

 

何が言いたのかと言いますと

2000年以前の建物は

地盤調査を実施している可能性が

(一部のハウスメーカー以外)ほぼ0%です。

 

という事は

地盤補強を実施していない可能性が大きいです。

地盤補強工事をしていなければ

 

上記写真①、②の様に

基礎に2.0㎜前後のひび割れ

 

上記写真③の様に

そのひび割れを補修している場合は

 

必ずと言って良いほど

建物が不同沈下しています!

 

この上記写真③の場合は

買取再販業者の既存住宅だったので

LDKの床部分の大きな大きな傾斜

表面的なリフォーム工事で目立たなくしていましたが

 

住宅診断をすれば

簡単に化けの皮が剥がれます!(笑)

 

 

今日の纏めとして

上記写真①~③の様な

基礎に不具合が有る場合は

 

必ず

不同沈下が有りますから

 

不同沈下補修工事の予算は

確保しておいて下さいね!

 

◆関連ブログとして

既存住宅の購入は2001年以降の住宅を!

https://www.yandykensa.com/blog/19080

 

という事で

今日のお話は参考になったでしょうか?

 

毎日ブログを更新していますので

住宅の購入を考えている人は

他のブログも見て下さいね!

 

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y設計事務所」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、

ただ単に不具合事象の有無を調査するのではなく、

もし不具合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不具合事象が無い事で安心。

納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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