Y&Y設計事務所
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新しい「住宅診断」業務の一つとして!

「住宅診断」を数多く実施して

不具合事象の原因追求をして来たから分かる

施工未済や施工不良 そして自然の力など

インスペクターから見た住宅設計とは・・・

「泣き寝入り」や「後悔」しない為に

住宅プラン作成の応援をして行きます!

 

今回は、<新しい「住宅診断」業務の一つとして!>についてお話をします。

今日のお話は

4月21日の下記ブログの内容を

インスペクターを建築中の相談窓口に!

https://www.yandykensa.com/blog/18073

具体的に纏めたお話です。

 

そもそも何故

この様な考えになったかと言うと

 

電話相談の内容の

殆どと言っても差し支えない程

 

注文住宅であれば

請負契約直後ぐらいから

工事が着工し進むにつれて

 

言った言わないの些細な行き違いから

施主側の方が不信感を持ち出します。

 

この様な

トラブルの電話相談を聞いていると

 

勿論

工務店側にも不手際が有りますが

 

工務店と同じくらい

施主側の勘違い的な思い込み

何故か多い様に感じます。

 

例えば

LDKを広く使いたいと言っていたのに

LDKの真ん中に柱が2本建っている!

 

柱が有る事で

テーブルやソファーの配置が思う様に置けず

広いLDKのイメージが・・・・。

 

この事は

契約前の打合せ図面にも

赤のマーカーペンで

柱にバッテンをして

柱は無しにして下さいね!

と伝えていたのです。

 

にも拘らず

契約図面にも確認申請図面にも

柱が明記されていたまま

工事が進んでしまっているのです。

 

この事が

大工工事が進み出して気が付いて

さぁ~どうする?でてんやわんや!

 

この電話相談で

図面をメールして貰って

チェックして見たのですが

 

構造的に見て

柱を入れないと持たない様なスパンです。

 

この事から考えると

工務店の設計者は

普通に考えても柱を入れると思います。

 

ここでボタンの掛け違いが

有ったと考えられます。

 

施主側は

自分の描いている広いLDKを

工務店側に要望し続けている。

 

工務店側は

柱を入れないと構造的に持たないと考えて

柱をLDKの中央辺りに図面で書き続けている。

 

この両者の思い込みが解決しないまま

工事が進んで行ったと思われます。

 

この様な

単純な両者の思い込みを

 

工事が進む前に

解決しておかなければならない事ですが

 

これを

キチンと仲介する人がいれば

問題は起きなかったと思います。

 

結果的に

言った言わないとか

書面的に証拠が無い事から

 

施主側が

「泣き寝入り」する事が多いですね!

 

この様な事が起きない様に

インスペクター

工事中の「新築各工程検査」を依頼して

 

それと同時に

図面チェックをして貰う時に

自分の思いが図面に反映されているか?

などもインスペクターに確認して貰うと

大変良いと思いますよ!

 

 

今日の纏めとして

注文住宅であれば

工事中のチェックとして

「新築各工程検査」を依頼して

 

それプラス

自分の考えている内容で

図面が出来ているか?を

チェックして貰いましょう!

 

この仕事の内容を

今後は「プラン思い込み図面チェック」とします。

 

費用は余分にかかりますが

費用対効果を考えて見て下さいね!

 

是非

Y&Y設計事務所へ!

 

という事で

今日のお話は参考になったでしょうか?

 

毎日ブログを更新していますので

住宅の購入を考えている人は

他のブログも見て下さいね!

 

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y設計事務所」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、

ただ単に不具合事象の有無を調査するのではなく、

もし不具合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不具合事象が無い事で安心。

納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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