2023/04/30
「住宅診断」を数多く実施して
不具合事象の原因追求をして来たから分かる
施工未済や施工不良 そして自然の力など
インスペクターから見た住宅設計とは・・・
「泣き寝入り」や「後悔」しない為に
住宅プラン作成の応援をして行きます!
今回は、<プラン変更は簡単な様で実は難しいのです!>についてお話をします。
今日のお話は
4月24日のブログで
<構造区画に拘るとプランに制約が出て来る?>
https://www.yandykensa.com/blog/17975
の変更プラン作成のお話です。
売主側の要望で
個室の趣味に部屋は要らない。
水廻りは纏めて欲しいと言う事で
変更プランが
下記図面①~④になりました。
1階平面図で拘った箇所は
キッチン右側の小さな収納部分です。
構造区画を考えて
梁の両端に柱を持って来る様にする為に
極力違和感がない様に工夫しています。
まぁ
前回のプランは
個室の趣味の部屋を玄関側に配置したプランが
構造区画を難しくして来たのですが
今回は
すんなりと玄関廻りも広く取れて
纏まったプランになったのではないでしょうか?
2階平面図で拘った所は
バルコニーが無いプランなので
洗濯物の干しスペースを確保しなければなりません。
今回の場合は
ドライルームの代わりとして
2階廊下部分をドライスペースとして代用しています。
このプランの場合は
吹抜けが有りますので
冬期などは
暖かい空気がLDKから上昇して来ますので
洗濯物が乾き易いと思います。
直下率計算に関しては
耐力壁の直下率は73.91%で
柱の直下率は73.58%となっています。
耐震性能的には
直下率的・構造区画的にも問題は無いと考えます。
上記パースは
Y&Y設計事務所が良く採用する
段屋根と太陽光発電パネル設置の為の
屋根面の向きにしています。
今日の纏めとして
プラン作成という作業は
最初に作成したプランから
違うプランに変更するのは
簡単と思われますが
実は
最初に作成した思い入れが有る為
違うプランを作成する時の
頭の切り替えが難しいですね!(笑)
という事で
今日のお話は参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
新築住宅の「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象が無い様に
耐震性能を第一に考えた
プランを作成しています!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
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「Y&Y設計事務所」が お客様に提供させて頂く
詳細な住宅診断とは、
ただ単に不具合事象の有無を調査するのではなく、
もし不具合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不具合事象が無い事で安心。
納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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