Y&Y設計事務所
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住宅診断の指摘事項は直して貰っていますか?

「住宅診断」を数多く実施して

不具合事象の原因追求をして来たから分かる

施工未済や施工不良 そして自然の力など

インスペクターから見た住宅設計とは・・・

「泣き寝入り」や「後悔」しない為に

住宅プラン作成の応援をして行きます!

 

今回は、<住宅診断の指摘事項は直して貰っていますか?>についてお話をします。

今日のお話は

床下構造材の不具合事例のお話です。

 

新築分譲住宅・既存住宅の床下に於いて

構造材の強度を落としてしまう

不具合事象をたまに確認されます。

 

下記写真①、②は

新築分譲住宅の大引及び根太の欠損写真です。

 

【写真①】

 

上記写真①は

大引の真ん中に

キッチン給湯管の配管が貫通しています。

 

実際の問題として

この大引を貫通している事で

床が落ちると言う様な事は無いとしても

不具合事象として報告書に挙げます。

 

【写真②】

 

上記写真②は

外壁面の壁の中に電気配線を通す為に

土台及び根太にドリル穴あけによる

構造材及び断熱材の欠損の写真です。

 

この場合も

この根太の欠損によって床が落ちると言う様な事は

根太の上に厚床合板が貼っていますので

無いとしても断熱欠損の補修は必要ですね!

 

それにしても

根太を避ける事は出来なかったのですかね?

 

下記写真③は

築9年の既存住宅のキッチン下部分の

根太を給水管が貫通している写真です。

 

【写真③】

 

 

上記写真③は

築9年という月日が経っているにも関わらず

配管が貫通している根太に

亀裂とかの不具合事象は確認されませんでした。

 

住宅診断報告書には挙げていますが

補修して貰っているのでしょうか?

 

住宅診断を実施しなければ

この様な構造材の強度欠損事象

分かりませんよね。

 

なので

床下に入っての調査が必要と思うのですが

 

皆さんは

どの様に思われますか?

 

 

今日の纏めとして

今迄

住宅診断の指摘事項を補修した

ビフォーアフターの写真に纏めて

送って来てくれた依頼者は1組しかいません。

 

他の依頼者の方は

補修してもらったのかどうか?

補修して貰っていれば良いのですがね!

音沙汰が無いので分かりません。

 

という事で

今日のお話は参考になったでしょうか?

 

毎日ブログを更新していますので

住宅の購入を考えている人は

他のブログも見て下さいね!

 

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y設計事務所」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、

ただ単に不具合事象の有無を調査するのではなく、

もし不具合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不具合事象が無い事で安心。

納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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