2023/05/16
「住宅診断」を数多く実施して
不具合事象の原因追求をして来たから分かる
施工未済や施工不良 そして自然の力など
インスペクターから見た住宅設計とは・・・
「泣き寝入り」や「後悔」しない為に
住宅プラン作成の応援をして行きます!
今回は、<施工側と行き違いが有った場合は?>についてお話をします。
今日のお話は
施主のクレーマー的なクレームって
施主の為になっていないのでは?
と言うお話です。
クレームの原因には
施工者が明らかにミスをした場合は
クレームに対しての対応は
施工者がキチンとしなければなりません。
それに対して
施主の嫌がらせ的なクレームに対しては
施工者は卑屈になる必要が無いと思います。
また
施工者が横暴?って言うよりも
施主側の意見と行き違いが有って
勝手に工事を進めたりする場合などは
得てして
打合せをしていた事が記録に無く
言った言わないのバトルなる事も有ります。
これは
キチンと打合せ手帳などに
記録をしていなかった事が原因です。
この場合
施主側が色々な事に対して
施工側に不信感を抱いてクレームを
言う様になる場合が有ります。
ここまで来ると
施工側は
一旦工事の仕切り直しをお勧めします。
一旦工事を止める事は
工期の面で問題が出て来るかも知れませんが
そこは
敢えて止めた方が両者の為になるのでは?
と言っても
言うだけだったら簡単だけど
現実は難しいですね!
どちらにしても
両者の思いの行き違いをハッキリさせずに
工事を進めて行くと取り返しの付かない
訴訟まで発展してしまいかねません。
訴訟になれている?施工者であれば
このまま突っ走るでしょうが
慣れていない施工者であれば
このまま工事を完成させた場合は
施主側のクレームを
全て受け入れてしまいそうですね!
この慣れていない施工者が
施主のクレーマー的な
クレームを生み出すのです。
訴訟になれていない施工者は
得てして
自社の施工レベルが低い場合が多いですね! ☜独断と偏見
つまり
施主側が言い放つクレームに対して
キチンと筋を通して反論が出来ないのです。
施主のクレームを聞く事で
施主の立場に立ってクレーム処理をしていると
ただ単に自己満足(勘違い)をしているだけです。
結局
反論が出来ないから又は
これ以上問題を大きくしたくないから
施主側のしょうも無いクレームの言われるがまま!
この事は
施主側が大きな損をしているかもしてない事に
気付いて欲しいですね!
この施主の
クレーマー的なクレームを言って
施工側を言いなりにさせて
心のどこかで
気持ちが晴れているかも知れませんが
がしかし
気を付けて下さい!
施主が言っているクレームに隠れて
本当の不具合事象(欠陥など)に
気が付いていない場合が多いのでは?
なので
インスペクターを入れて
実際に図面に沿った品質なのかどうかを
チェックして貰った方が良いと思います。
その後で
工務店の対応に関して
弁護士を入れる入れないを
決めれば良いと考えます。
今日の纏めとして
施主のクレーマ的なクレームを生み出すのは
もうこれ以上
問題を大きくしたくないと考えて
施主の言いなりになってしまう施工側です。
気を付けて下さい!
施主が憂さを晴らしをしている裏側で
不具合事象が発生している事を
見逃してしまわない様に!
なので
施主側が早い段階で
インスペクターを入れて
図面から建物まで
調査をした方が得策ですよ!
という事で
今日のお話は参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
新築住宅の「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
不具合事象が起きない様に
インスペクターもしますので
売主側との間で
行き違いが起きた場合は
ご一報くださいね!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
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「Y&Y設計事務所」が お客様に提供させて頂く
詳細な住宅診断とは、
ただ単に不具合事象の有無を調査するのではなく、
もし不具合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不具合事象が無い事で安心。
納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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