2023/05/15
「住宅診断」を数多く実施して
不具合事象の原因追求をして来たから分かる
施工未済や施工不良 そして自然の力など
インスペクターから見た住宅設計とは・・・
「泣き寝入り」や「後悔」しない為に
住宅プラン作成の応援をして行きます!
今回は、<家選びの基準が変わりますよ!>についてお話をします。
今日のお話は
今から住宅を建てる方
又は購入する方必見のお話です。
2025年4月に
全ての新築住宅等への
省エネ基準の適合義務化等が行われます。
国土交通省が5月10日に
省エネ基準の適合化に向けての
広報漫画(下記の題目)が追加配布されました。
「待って!家選びの基準が変わります」
下記資料は
広報漫画
全頁で12ページ有りますが
その内の
最初の3ページまでをアップしています。
この1ページ目では
「耐震だけじゃダメゼッチ」と書いています。
この事は
何を意味しているのか?
私なりに連想して見ると
熊本地震以降から
注文住宅を建てる間では
耐震性能の耐震等級3が
普及している事を想定した上で
国土交通省は
耐震性能(耐震等級3)を基準の上に
温熱性能をZEH基準レベル以上に
上げましょうと言う様に汲取りました。
上記2ページ目では
2025年の
省エネ基準で家を建てたとしても
2030年には
ZEH水準の家が
最低ラインの家になる事が書かれています。
つまり
2025年基準で建てた家が
2030年では時代遅れの家という事です。
上記2ページ目の一部で
2030年以降は
更に太陽光発電パネル付の省エネ住宅が・・・・。
上記3ページ目は
住宅の資産価値に対する
重要な内容が書かれています!
例え話で
旧耐震基準の住宅の場合は
住宅ローン控除や補助金などの
優遇措置の対象外なる為に
わざわざ
耐震性能の低い既存住宅を
耐震補強を前提に購入する人以外は
購入する事を控えますよね!
であれば自ずと
旧耐震基準の住宅は
資産価値が落ちる事が
理解できると思います。
これと同じで
2025年の省エネ基準で建てても
2030年には資産価値が落ちる事は
今の段階からも理解出来ますよね!
それでも
省エネ性能が
良くて2025年基準の
新築分譲住宅を購入されますか?
何も省エネ基準などを考えないで
注文住宅を建てますか?
今日の纏めとして
今迄のブログにも
2025年4月に
省エネ基準の適合義務化
が行われる事を書いて来ました。
今回は
国土交通省の広報漫画を基にして
分かり易く書いて見ましたが
如何でしたでしょうか?
Y&Y設計事務所のプランは
分譲住宅のプラン作成時から
2030年以降に太陽光発電設置が
新しい省エネ基準になる事を見越して
屋根形状を南面に広く取れる
デザインをいつも考えています。
注文住宅を考えている方で
2030年の省エネ基準以上で
住宅を考えている方は
工務店と請負契約する前に
Y&Y設計事務所と
「プラン思い込み図面チェック」と
「新築各工程検査」の住宅診断を依頼しませんか?
という事で
今日のお話は参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
新築住宅の「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象が無い様に
「新築各工程検査」と
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果を考えて依頼しませんか?
依頼する事で
その住宅の価値を把握する事ができますよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
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「Y&Y設計事務所」が お客様に提供させて頂く
詳細な住宅診断とは、
ただ単に不具合事象の有無を調査するのではなく、
もし不具合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不具合事象が無い事で安心。
納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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