Y&Y設計事務所
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プラン作成には直下率や構造区画は必須項目!

「住宅診断」を数多く実施して

不具合事象の原因追求をして来たから分かる

施工未済や施工不良 そして自然の力など

インスペクターから見た住宅設計とは・・・

「泣き寝入り」や「後悔」しない為に

住宅プラン作成の応援をして行きます!

 

今回は、<プラン作成には直下率や構造区画は必須項目!>についてお話をします。

今日のお話は

新築分譲住宅構造のお話です。

 

住宅の間取りは

簡単な様で奥が深いですね!

 

今回のプランは

売主側が作成したプランなので

開口などの変更が

出来なかったプランでした。

 

下記の

直下率計算結果から

耐力壁の直下率が46.15%

柱の直下率が73.33%でした。

 

【直下率計算】

 

このプランの場合は

売主側が作成したプランで

窓の大きさ等も変更できない中で

 

極力

耐力壁の直下率が上がる様に

検討して見たのです。

 

Y&Y設計事務所が考えている

耐力壁の直下率50%以上には

少し足りませんでしたが

 

柱の直下率が

60%を大幅にクリアしていたので

耐力壁の直下率の足らずは

良しとするかな? ☜仕方が無いので・・・・ (´;ω;`)ウゥゥ

 

このプランで

一番気になるのが構造区画の問題です。

 

構造区画と言っても

梁の両端を柱で支えているかどうかを

Y&Y設計事務所では検討しています。

 

下記1階平面図の

矢印部分に柱が無い事で

4P梁の片方に柱が無いのです。

 

なので

和室の3枚引き違い戸を

2枚引き違い戸に出来ませんか?

とプランの変更を伝えたのですが

 

残念ですが

この提案も了承して貰えませんでした。

 

【1階平面図】

 

下記2階平面図は

各部屋に1間幅の開口

2か所設置したプランです。

 

一昔のプランでは

2方向に1間幅開口を開ける事で

風通しを考えていました。

 

【2階平面図】

 

開口設置に関して

Y&Y設計事務所での

開口の開け方の基本の考え方として

 

南側の開口は広く取り

その他の開口は

必要な箇所以外は設置しない様にしています。

 

何故かと言うと

温熱性能(光熱費)を考えての事で

日射の遮蔽と取得を考えているからです。

 

なので

このプランをいじれるのであれば

南側のサッシ以外は

耐力壁の直下率を考えながら

3尺幅の開口にしていたかもです!

 

 

今日の纏めとして

売主側がプランを作成している場合は

プラン変更は難しいですね!

 

その中で

出来るだけ直下率などを考えながら

柱や耐力壁の位置を検討しています!

 

という事で

今日のお話は参考になったでしょうか?

 

Y&Y設計事務所

新築住宅の「住宅診断」を実施して

沢山の不具合事象を見ていますので

 

これらの

不具合事象が無い様に

「新築各工程検査」

プラン思い込み図面チェック」

費用対効果を考えて依頼しませんか?

 

依頼する事で

少しでも不安(泣き寝入り)を少なくしませんか?

 

勿論

住宅設計の直接の依頼もOKですよ!

 

毎日ブログを更新していますので

住宅の購入を考えている人は

他のブログも見て下さいね!

 

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y設計事務所」が お客様に提供させて頂く

詳細な住宅診断とは、

ただ単に不具合事象の有無を調査するのではなく、

もし不具合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不具合事象が無い事で安心。

納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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