2023/05/31
「住宅診断」を数多く実施して
不具合事象の原因追求をして来たから分かる
施工未済や施工不良 そして自然の力など
インスペクターから見た住宅設計とは・・・
「泣き寝入り」や「後悔」しない為に
住宅プラン作成の応援をして行きます！
今回は、＜設計事務所が違えば仕事内容も違いますよ！＞についてお話をします。
今日のお話は
「住宅診断」も色々有りますよ！
と言うお話です。
「住宅診断」の話に行く前に
住宅を設計する
設計事務所を例に挙げてみます。
住宅に関してのみで考えた場合の
設計事務所の仕事の棲み分けとしては
①分譲住宅の確認申請代行業務がメインの設計事務所
②注文住宅を設計し工事監理までを実施する設計事務所
③構造計算専門の設計事務所
大きく分けて
上記３つの設計事務所に分けられます。
①の設計事務所の
「住宅の確認申請代行」業務とは
新築分譲住宅の売主（不動産業）または
新築分譲住宅を建てる工務店から
確認申請代行業務を受けて
依頼者に代わって
確認申請を降ろす事が主になり
工事監理までは厳密にはしていません。
図面としては
確認申請に必要な図面のみを作成するだけです。
②の設計事務所とは
主に注文住宅を
施主自身と設計監理契約を締結して
見積チェックや納まりなど
家を完成させるまで総合的に監理します。
③の設計事務所とは
許容応力度の構造計算などを
専門にする設計事務所です。
同じ設計事務所でも
「住宅診断」を専門に実施している
設計事務所の場合はどうかと言うと
基本的に
住宅の瑕疵保険などのインスペクションを
実施する為には
設計事務所の建築士しか資格が有りません
設計事務所専門の
設計事務所も有れば
工務店が設計事務所登録している
設計事務所も有ります。
ここで既に
「住宅診断」に対する考え方が違います。
工務店は
どちらかと言うとリフォーム工事を受注する為の
インスペクションが主流になり
そうでない
設計事務所の場合は
設計業務の片手間で
インスペクションを実施する所も有れば
「住宅診断」業務を
主流にしている設計事務所もいます。
なので
工務店が登録している
設計事務所以外のお話をすると
ここで
一概には分けられないのですが
設計業務の片手間で
インスペクションをしている所は
どちらかと言うと
建物状況調査的な表面だけを
チェックするインスペクションが主流かな？
もう一方の
生業で「住宅診断」を実施している所は
どっぷりと
詳細なインスペクションが主流になって来ます。
なので
「住宅診断」を依頼する時には
何が主流のインスペクターなのかを
よくよく確認しないと
自分が思っている
インスペクション結果内容が
違ってきますから要注意ですよ！
今日の纏めとして
住宅を設計する設計事務所が
色々有る様に
住宅診断を実施する設計事務所も
色々有ります。
依頼する時は
必ず何が主流のインスペクションかを確認して
費用対効果も考えてから依頼して下さいね！
という事で
今日のお話は参考になったでしょうか？
Ｙ＆Ｙ設計事務所は
新築住宅の「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか？
依頼する事で
少しでも不安（泣き寝入り）を少なくしませんか？
勿論
入居後の不具合事象に関する電話相談もＯＫですよ！
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね！
今回は、これで終わります。
◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊
「Y＆Y設計事務所」が お客様に提供させて頂く
詳細な住宅診断とは、
ただ単に不具合事象の有無を調査するのではなく、
もし不具合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不具合事象が無い事で安心。
納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊
