2023/06/02
「住宅診断」を数多く実施して
不具合事象の原因追求をして来たから分かる
施工未済や施工不良 そして自然の力など
インスペクターから見た住宅設計とは・・・
「泣き寝入り」や「後悔」しない為に
住宅プラン作成の応援をして行きます!
今回は、<何故「湿気(結露)」が住宅の大敵なのか?>についてお話をします。
今日のお話は
新築分譲住宅を購入される場合は
断熱性能や耐久性能を
必ずチェックしましょう!
というお話です。
木造の住宅にとって
一番大敵なのは「湿気(結露)」です。
「湿気(結露)」が腐朽菌を繁殖させ
木材を腐らせてしまう事で
建物自体の寿命が短くしてしまいます!
腐朽の原因は
空中に飛び回っている腐朽菌が
湿気を含んだ木材に定着する事から始まります。
実際に
どの様な場所が
腐りやすいのかを簡単に紹介すると
大まかに
以下の3つの部分が腐り易い箇所になりますね!
①屋根(裏)部分
②床下(構造材)部分
③窓まわり部分
この3つの箇所は
漏水(雨漏り)や結露によって湿気を含み易く
普段の生活している中では気付きにくい箇所になります。
では
どんな予防対策が有るのでしょうか?
一つの方法として
断熱性能や耐久性能を
契約前に「住宅診断」を実施して
下記項目をチェックする事です。
①小屋裏換気計画に沿って換気設備が設置されているか?
②天井又は屋根断熱材が規定通り設置されているか?
③外壁通気金物や建物全周に設置されているか?
④屋根断熱で有れば屋根通気金物が全長に設置しているか?
⑤床下キソパッキンなどの換気設備が規定通り設置しているか?
⑥床下の断熱材がすき間無く設置しているか?
上記の
6項目をチェックすれば
必ず不具合部分が発見されます。
その不具合箇所の補修は
ほぼ売主側は補修しませんので
購入後は
自己点検で不具合事象の
発生の有無をチェックするか?
定期的に
インスペクターに点検を
依頼する方法も有ります。
と言っても
③外壁通気構法の
通気金物設置不良で発生する不具合や
④の屋根断熱工法の
屋根通気金物の設置不良で発生する不具合は
目視では
不具合事象が発生したとしても
直ぐには確認出来ません!
目視で確認出来る頃には
被害が相当広がっていると思われますので
補修費用が
大きくなる可能性は有ります。
なので
上記6項目のチェックは
契約前に「住宅診断」を実施して
チェックして下さいね!
Y&Y設計事務所以外に
「住宅診断」を依頼する時には
必ず
上記6項目のチェックを依頼しなければ
チェックしませんので要注意ですからね!
今日の纏めとして
何故
契約前に「住宅診断」を実施して
断熱性能や耐久性能のチェックが必要なのか?
少しは
ご理解してくれましたでしょうか?
という事で
今日のお話は参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
新築住宅の「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
「住宅診断」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
少しでも不安(泣き寝入り)を少なくしませんか?
勿論
入居後の不具合事象に関する電話相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
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「Y&Y設計事務所」が お客様に提供させて頂く
詳細な住宅診断とは、
ただ単に不具合事象の有無を調査するのではなく、
もし不具合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不具合事象が無い事で安心。
納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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