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2023年度版 木造住宅工事仕様書として!

「住宅診断」を数多く実施して

不具合事象の原因追求をして来たから分かる

施工未済や施工不良 そして自然の力など

インスペクターから見た住宅設計とは・・・

「泣き寝入り」や「後悔」しない為に

住宅プラン作成の応援をして行きます!

 

今回は、<2023年度版 木造住宅工事仕様書として!>についてお話をします。

今日のお話は

2023年度版の

住宅金融支援機構「木造住宅工事仕様書」

の変更更新個所のお話です。

 

昨年2022年6月に

「改正建築物省エネ法」の公布によって

住宅性能表示制度による断熱等級の新設され

 

今後

全ての新築住宅において

省エネ基準の適合が義務化されます。

 

という事で

新しい断熱等級など大幅に変更になったので

2023年度版の「木造住宅工事仕様書」を購入して

2019年度版と内容がどの様に変更したかを

「住宅診断」に関わる箇所をチェックして見ました!

 

【写真①】

 

下記写真②は

2023年度版

断熱材等の施工部分の切り抜き写真です。

 

【写真②】

 

上記写真②の

7-1.4.7壁の施工の5.の部分に

赤色波線のアンダーラインが追加されています。

 

このアンダーラインは

フラット35を利用する全ての住宅に

適用になると言う事になります。

 

文面は

断熱層の屋外側に通気層を設け

壁内結露を防止する構造とする。と書かれています。

 

つまり

「外壁通気構法」の施工が必須という事です。

 

下記写真③は

2019年度版

断熱材等の施工部分の切り抜き写真です。

 

【写真③】

 

上記写真③では

7.4.7壁の施工の4.の部分を見ての通り

上記と同じ文言には

赤色波線のアンダーライン

引かれていませんでした。

 

2023年度版では

敢えて

フラット35の工事仕様書でも

「外壁通気構法」を強調としたのかな?

 

今日の内容な

「外壁通気構法」に関して

前回のブログの内容を補強した形になりましたね!

外壁通気構法」未完結は建築基準法違反?

https://www.yandykensa.com/blog/18798

 

その他に

大幅に変更になった所は

やはり省エネ基準(断熱等級)の所ですね!

 

 

今日の纏めとして

「外壁通気構法」に関しては

一歩前進した感が有りますが

 

省令準耐火構造に対しては

殆ど目新しい内容は無かったのかな?

 

という事で

今日のお話は参考になったでしょうか?

 

Y&Y設計事務所

新築住宅の「住宅診断」を実施して

沢山の不具合事象を見ていますので

 

これらの

不具合事象を少しでも減少させる為に

「新築各工程検査」

プラン思い込み図面チェック」

費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?

 

依頼する事で

少しでも不安(泣き寝入り)を少なくしませんか?

 

勿論

入居後の不具合事象に関する電話相談もOKですよ!

 

毎日ブログを更新していますので

住宅の購入を考えている人は

他のブログも見て下さいね!

 

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y設計事務所」が お客様に提供させて頂く

詳細な住宅診断とは、

ただ単に不具合事象の有無を調査するのではなく、

もし不具合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不具合事象が無い事で安心。

納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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