2023/06/20
「住宅診断」を数多く実施して
不具合事象の原因追求をして来たから分かる
施工未済や施工不良 そして自然の力など
インスペクターから見た住宅設計とは・・・
「泣き寝入り」や「後悔」しない為に
住宅プラン作成の応援をして行きます!
今回は、<注文住宅を建てるならば工事途中検査は必須!>についてお話をします。
今日のお話は
「新築各工程検査」についてのお話です。
特に
注文住宅を今から計画される方は
耐震性能、耐久性能、断熱性能、気密性能
の4つの性能に関して
何も考えずに
工務店またはハウスメーカーを信用して
全てを任す事も良いかも知れませんが
家を計画する前に
必ず4つの性能の事を
自分自身で勉強する事をお勧めします。
何故ならば
何も知らなければ(断熱性能で言えば)
直近の2025年省エネ基準仕様で
契約させられる可能性が有るからです。
事前に
断熱性能の事を
ユーチューブ等で勉強していれば
最低でも
2030年省エネ基準の性能が必須
という事が分かりますので
2030年省エネ基準に沿った
断熱性能で契約する事になると思います。
ここで
何が言いたいかと言うと
注文住宅を建てる時は
自分の意志で
どの様な住宅の性能で
建てるかを決めませんか?
工務店やハウスメーカー任せはダメですよ!
という事を強く伝えたかったのです。
ここから本題に入ります。
序盤でのお話は
自分の家を建てる時は
自分の意思で
どの様な性能の住宅を建てるか?を
自分の意思で決めませんかと言う内容でした。
ここの本題では
工事中の施工品質を確保する為に
自分自身で
現場の施工チェックをしませんか?
でも実際は
自分自身で検査するのは難しいでしょうから
検査専門の建築士に
依頼されたら如何でしょうか?
その建築士(インスペクター)が
検査した結果報告書を聞き取ってから
不十分な箇所が有れば
それを直させる手順を踏みませんか?
という提案をしたかったのです。
如何ですか?
実際の進め方として
当社で有れば「新築各工程検査」の様な
工事途中検査が実施できる
インスペクション業者を自ら探して
各工程検査を依頼するのです。
その検査を依頼すれば
契約した内容が
シッカリと形に出来ると思いませんか?
因みに
各工程検査はどの様な検査が有るのかを
当社の
「新築各工程検査」で説明してみます。
新築住宅の
工事着工から完成までの間に実施する
工程検査は8つの検査が有ります。
下記資料①が
8つの検査項目があります。
その検査項目の中で
当社がお勧めする検査は
「5.外部防水下地検査」と「6.断熱材充填検査」
それと「8.完成検査」の3つの検査です。
その他の検査は
必要無いのか?という訳では有りません。
「1.基礎配筋検査」は
瑕疵保険法人の検査員が検査に来ますし
「4.金物・構造躯体検査」は
中間検査で確認検査機関の検査員が検査に来ます。
どちらかと言えば
この二つの検査は工務店がキチンと施工している事が
前提の検査になりますので甘いと言えば甘いですけど
第三者機関の検査員が検査が入ります。
甘くても要所はチェックしますので
大きな問題になる事は無いと思います。
なので
ここで敢えてまた二重に検査をする事が必要なのか?
検査するに越した事はないですが
費用対効果も考えてみて下さいね!
また
「2.基礎立上りコンクリート打設前検査」や
「3.基礎完成・1階床組検査」と
「7.大工工事完了前検査」も必要な検査になりますが
そこは
依頼者の方の考え方次第だと思います。
お勧めの
3つの検査の内の最初の二つの検査は
住宅の耐久性能に関わる施工で
外壁防水下地不良や
断熱材欠損が有った場合は
入居して比較的早い時期に
雨漏りや光熱費などに直接影響が出て来ますので
「5.外部防水下地検査」と「6.断熱材充填検査」は
必須検査と考えています。
「8.完成検査」は
その他の検査で検査出来ない
床下・屋根裏に入っての検査を含む検査になりますので
この検査も必須検査ですね!
今日の纏めとして
注文住宅を計画する方は
是非
「新築各工程検査」などの
工事途中の検査が出来る
第三者の建築士に依頼しませんか?
という事で
今日のお話は参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
新築住宅の「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
少しでも不安(泣き寝入り)を少なくしませんか?
勿論
入居後の不具合事象に関する電話相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
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「Y&Y設計事務所」が お客様に提供させて頂く
詳細な住宅診断とは、
ただ単に不具合事象の有無を調査するのではなく、
もし不具合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不具合事象が無い事で安心。
納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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