2023/06/24
「住宅診断」を数多く実施して
不具合事象の原因追求をして来たから分かる
施工未済や施工不良 そして自然の力など
インスペクターから見た住宅設計とは・・・
「泣き寝入り」や「後悔」しない為に
住宅プラン作成の応援をして行きます!
今回は、<住宅の安全性に関して国は何もしていません?>についてお話をします。
今日のお話は
食の安全性から住宅の安全性のお話をします。
私事ですが
毎朝ヨーグルトの中に
スライスしたバナナを入れて食べています。
たまたまSNSで
フィリッピンがバナナを輸出する為に
アメリカなどで
使用禁止されている殺菌剤を入れた水槽の中に
バナナをつけ込んでいる映像が有りました。
この殺菌剤は
日本では収穫した果物には使用禁止している
発がん性の有る殺菌剤です。
この映像を見て
最初に考えた事は
日本で使用する事が
禁止されている発がん性が確認されている
殺菌剤を使用しているのに
日本に
何故そのバナナが輸入されているのだろうか?
この取り締まりは
税関なのか厚生省なのかは知りませんが
どうなっているのでしょうか?
ほんと
農薬でも同じ事で
海外では人体に悪影響を与えるから
使用禁止されている農薬も
日本では
使用禁止をされていない事が多いのです。
例えば
床下のシロアリ防蟻剤や
よくCMで流れている除草剤などが
それに当たります。
それにしても
海外で使用禁止されている
食品添加物もそうだけど
日本の場合
食に関する安全性は最悪ですね!
下記資料①は
輸入バナナなどの安全性を
見極める為の手段の一つとして
「有機JAS認証」マーク付きを
選ぶ様にすれば少しは安全なのかな?
もう
それにしても日本は
海外の外圧に弱すぎですね!
2050年の
カーボンニュートラルを守る為に
住宅に係る省エネ対策強化の為の
進め方を云々を言う前に
CO2を多く排出しているアメリカや中国は
鼻っから守ろうとしていない?にも拘らず
日本だけが何故
国民の負担を増やしてまでして
必至に守ろうとするのか?
と一言愚痴を言ってみました!(笑)
本題に入ります
最初にバナナの件でお話した様に
食の安全性は
どの様に守られているのか?
この事から話を広げて
住宅の安全性は
どの様に守られているのか?
についての私見を話しますね!
新築住宅に関しては
いつもお伝えしている
耐震性能・耐久性能・温熱性能・気密性能
に関して言えば
国(国土交通省)が
標準的な木造住宅において
キチンと数値として挙げている性能は
耐震性能に関しては「仕様規定」以上
温熱性能に関しては「2025年の省エネ基準」以上
しか有りません。
残念ながら
耐久性能や気密性能に関しては
数値を挙げていません。
ここで言いたい事は
住宅の安全性とは
耐震性能・耐久性能・温熱性能・気密性能の
4つの性能が揃って初めて
人が住む
住宅の安全が叶えられると考えます。
それなのに
国(国土交通省)が挙げているのは
海外からの圧力がかかっている
カーボンニュートラルに係る温熱性能だけです。
日本の場合
食の安全性を厚生省は何も考えていない様に
住宅の安全性も国土交通省は何も考えていませんね!
海外からの圧力がかからないと
何もしない・出来ないのが
日本政府なのでしょうか?
一部の有識者が
耐震性能を許容応力度計算の耐震等級3を
謳っているくらいが唯一の救いですね!
正直な気持ちとして
2025年等の省エネ基準や
太陽光発電を設置する話も
全て利権絡みなので
素直には受け取れませんよね!
今日の纏めとして
日本政府は日本国民の為に
海外の圧力とは関係無しに
自主的に食・住の安全性を
確保する方針を発表して頂きたいですね!
今日は愚痴になりましたね! (笑)
という事で
今日のお話は参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
新築住宅の「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
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毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
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