2023/06/29
「住宅診断」を数多く実施して
不具合事象の原因追求をして来たから分かる
施工未済や施工不良 そして自然の力など
インスペクターから見た住宅設計とは・・・
「泣き寝入り」や「後悔」しない為に
住宅プラン作成の応援をして行きます!
今回は、<外壁透湿防水シートの要チェック箇所として!>についてお話をします。
今日のお話は
前回ブログの続きで
外壁透湿防水シート張り工事の
残り2項目のチェック箇所のお話です。
残り2項目は
下記③と④の項目で
雨漏り原因の多い箇所です。
③サッシ廻りの防水テープの貼り方
④外壁を貫通している
パイプや電気線廻りの防水テープの貼り方
最初に
下記資料①は
上記③の基本的な
防水テープの施工資料になります。
上記資料①の
上側の「防水テープ」貼りのみの
防水テープ貼りの施工手順になります。
下記資料②が
「先張り防水シート」を施工した場合の
先貼りシート張りの例と
既製品の防水役物を使用した場合の
施工手順を記載した資料になります。
特に
「先張り防水シート」の場合
入角の防水テープの貼り方に要注意です!
下記写真①は
④外壁を貫通しているパイプ部分の写真で
既製品の
防水役物を使用した良い例の写真です。
下記写真②は
既製品の防水役物を使用しない防水テープのみの
悪い例の写真です。
赤い丸部分が
キチンと防水テープで処理されていない写真です。
上記写真②の様に
既製品の防水役物を使用していない場合は
外壁貫通部分に
近寄ってチェックしなければ
チェック漏れの
原因になりますので要注意です!
下記写真③が
外壁貫通している電気配線の
不具合写真です。
この場合も
防水テープの色が黒いので
近くからチェックしないと分かりません!
下記写真④は
外壁透湿防水シートが皺皺の写真です。
サッシ廻りに
もしこの様な皺皺が有った場合は
思わぬ箇所からの雨漏りが
報告がされていますので要注意です!
今日の纏めとして
Y&Y設計事務所での
「新築各工程検査」の中でも
「外部防水下地検査」は必須検査にしています。
なので
自分自身で現場チェックする場合は
前回のブログを含めた箇所を
よくよくチェックして下さいね!
自分自身での
チェックが不安な場合は当社へご相談下さい!
という事で
今日のお話は参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
新築住宅の「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
少しでも不安(泣き寝入り)を少なくしませんか?
勿論
入居後の不具合事象に関する電話相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
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「Y&Y設計事務所」が お客様に提供させて頂く
詳細な住宅診断とは、
ただ単に不具合事象の有無を調査するのではなく、
もし不具合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不具合事象が無い事で安心。
納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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