2023/06/28
「住宅診断」を数多く実施して
不具合事象の原因追求をして来たから分かる
施工未済や施工不良 そして自然の力など
インスペクターから見た住宅設計とは・・・
「泣き寝入り」や「後悔」しない為に
住宅プラン作成の応援をして行きます!
今回は、<偶には自分で工事現場をチェックしませんか?>についてお話をします。
今日のお話は
注文住宅を建設中の方で
新築各工程検査を依頼せずに
工務店のお任せにしている方へのお話です。
工務店を信頼して
全部お任せしている考え方は否定しません。
ただ偶には
自分で現場を見に行ってチェックしませんか?
例えば
外壁透湿防水シート張りが終わった時点に
現地を見に行く機会が有れば
下記の
箇所をチェックして見て下さい。
①透湿防水シートの重ね継ぎ寸法
②バルコニー手すりと壁との取合い部分の
防水テープ等の処理
③サッシ廻りの防水テープの貼り方
④外壁を貫通している
パイプや電気線廻りの防水テープの貼り方
最低でも
この4項目をチェックして見て下さい。
①の
透湿防水シートの重ね継ぎ寸法は
上下の重ね継ぎ寸法は90㎜以上
左右の重ね継ぎ寸法は150㎜以上です。
この重ね継ぎ寸法は
ほぼ不具合は無いかも知れませんが要チェックです。
②の
バルコニー手すりと壁との取合い部分の
不具合写真を下記写真①にアップしましたが
ここ迄酷い不具合は滅多に有りません。(笑)
下記資料①が
正式な施工手順の納まりの資料です。
この資料を
現地に持って行き比べて見ても良いと思いますよ!
下記写真②が
形成品の防水部材を使用した写真です。
この写真の様に
形成品の防水部材を使用していても
下記写真③の様に
施工手順が間違っている場合が有りますので要注意!
今日は
①透湿防水シートの重ね継ぎ寸法
②バルコニー手すりと壁との取合い部分
のお話をしました。
③と④に関しては
次回にお話をします。
今日の纏めとして
上記の①と②のチェックは
上記の寸法と写真を見れば分かりますので
必ずチェックして下さいね!
という事で
今日のお話は参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
新築住宅の「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
少しでも不安(泣き寝入り)を少なくしませんか?
勿論
入居後の不具合事象に関する電話相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
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「Y&Y設計事務所」が お客様に提供させて頂く
詳細な住宅診断とは、
ただ単に不具合事象の有無を調査するのではなく、
もし不具合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不具合事象が無い事で安心。
納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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