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省令準耐火構造のファイヤーストップには要注意!

「住宅診断」を数多く実施して

不具合事象の原因追求をして来たから分かる

施工未済や施工不良 そして自然の力など

インスペクターから見た住宅設計とは・・・

「泣き寝入り」や「後悔」しない為に

住宅プラン作成の応援をして行きます!

 

今回は、<省令準耐火構造のファイヤーストップには要注意!>についてお話をします。

今日のお話は

前回ブログと被っている

「省令準耐火構造」のお話です。

 

個人的な考えなのですが

2階天井下地は軽天下地をお勧めします。

 

下記写真①を見て下さい。

天井断熱材がすき間無く綺麗に設置されていますね!

 

この様に

すき間無く断熱材を入れられるのは

天井下地の吊り木金物が細いからです。

 

【写真①】

 

 

今日の本題は

天井断熱材を綺麗に入れる為には・・・・

と言うお話ではありません。

 

上記写真①の

現場を見ていると

とても綺麗に断熱材が入っているので

惚れ惚れして見入ってしまいます。(笑)

 

しかし

下記写真②を見て下さい!

赤で囲っている間仕切り壁上部の箇所です。

 

【写真②】

 

 

写真では見難いのですが

「省令準耐火構造」の間仕切り壁上部には

ファイヤーストップ設置をしないといけません。

 

偶々

この現場を見せて貰った理由は

軽天下地で天井下地を組んでいる途中の現場で

 

天井PBの継手に

目留めプレートを入れている

写真を撮らせて頂く為でした。

 

なので

ファイヤーストップの件は

現場では気が付かずに

事務所に帰ってから写真を見て気が付きました。

 

で直ぐに

その工務店の現場監督に電話をして

ファイヤーストップの件を聞いて見たら

 

何と

入れていないとの事!

早急に入れる様にお伝えしました。

 

という事は

今迄の現場も

入れていないという事に・・・・! 

 

もし

この工務店の

新築分譲住宅の「住宅診断」に入る事が有れば

 

真っ先に

この件を確認する事になりますね!

 

省令準耐火構造の家では

その他にも注意点として

ダウンライトの材質の件や

コンセント・スイッチボックスの件が有ります。

 

省令準耐火構造で建てる時には

要注意して下さいね!

 

 

今日の纏めとして

天井断熱材をすき間無く設置する為に

天井下地を「軽天下地」にする事をお勧めしますが

 

PBの継手部分には

「目留め用のプレート」を忘れない事と

 

間仕切り部分の上部に

「ファイヤーストップ」も忘れない様に!

 

という事で

今日のお話は参考になったでしょうか?

 

Y&Y設計事務所

新築住宅の「住宅診断」を実施して

沢山の不具合事象を見ていますので

 

これらの

不具合事象を少しでも減少させる為に

 

既存住宅の場合は

「住宅診断」は必須ですよ!

 

注文住宅の場合は

「新築各工程検査」

プラン思い込み図面チェック」

費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?

 

依頼する事で

少しでも不安(泣き寝入り)を少なくしませんか?

 

勿論

入居後の不具合事象に関する電話相談もOKですよ!

 

毎日ブログを更新していますので

住宅の購入を考えている人は

他のブログも見て下さいね!

 

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y設計事務所」が お客様に提供させて頂く

詳細な住宅診断とは、

ただ単に不具合事象の有無を調査するのではなく、

もし不具合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不具合事象が無い事で安心。

納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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