2023/07/22
「住宅診断」を数多く実施して
不具合事象の原因追求をして来たから分かる
施工未済や施工不良 そして自然の力など
インスペクターから見た住宅設計とは・・・
「泣き寝入り」や「後悔」しない為に
住宅プラン作成の応援をして行きます!
今回は、<検査機器も時代の流れには勝てない?>についてお話をします。
今日のお話は
既存住宅売買瑕疵保険加入の検査で
今後殆ど出番が無いと思われる
検査機器のお話です。
今の会社を法人格に
2014年5月12日にしてから
住宅診断を実施するに当たって
診断する為の機器を入手する事が必要でした。
7月19日に
住宅診断で絶対に必要な機器として
床・壁の傾斜計測の為の
レーザーレベルとデジタル水平器
を購入しました。
その後
7月24日に
下記写真①の
コンクリート強度を測定する
シュミットハンマーを購入し
7月25日に
下記写真②の
基礎の鉄筋配筋ピッチを測定する
鉄筋探知機を購入しました。
上記二つの機器は
既存住宅売買瑕疵保険加入の為の検査で
必要な機器だったので
高価でしたが購入したのです。
シュミットハンマーの方は
中古マンションを購入される方が
住宅ローン減税を受ける為に
既存住宅売買瑕疵保険加入が必要で
既存住宅売買瑕疵保険加入の為に
コンクリート強度測定が必須検査だったのです。
しかし
2022年からの税制改正で
新耐震(1981年)以降の建物で有れば
既存住宅売買瑕疵保険に加入しなくても
住宅ローン減税が受けられる事になった為
もう、一年以上出番が有りません!
今後も
中古マンション購入の為に
既存住宅売買瑕疵保険加入する依頼者は
出て来ないと思われますので
もしかしたら
シュミットハンマーはお蔵入りかも・・・・。(´;ω;`)ウゥゥ
鉄筋探知機の方は
既存住宅売買瑕疵保険加入の為の検査で
戸建RC造の場合は
基礎の鉄筋配筋ピッチを調査が必要だったのですが
実際に
既存住宅売買瑕疵保険加入の為の検査で
使用したのは一度だけでした。(笑)
シュミットハンマーと同じで
既存住宅売買瑕疵保険加入の為の
検査は需要が無くなったので
もしかしたら
お蔵入りになるかも・・・・。(´;ω;`)ウッ…
購入前の住宅診断で
基礎のコンクリート強度や
鉄筋ピッチの測定は実施する事は
まず無いですね!
有るとすれば
自宅の欠陥住宅の調査で
使用するぐらいかな?
今日の纏めとして
高価な住宅診断機器も
時代の流れで
必要無くなる場合が有りますが
仕方が無い事ですね!
かと言って
インスペクターは上記の機器は必要ですね!
という事で
今日のお話は参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
少しでも不安(泣き寝入り)を少なくしませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
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「Y&Y設計事務所」が お客様に提供させて頂く
詳細な住宅診断とは、
ただ単に不具合事象の有無を調査するのではなく、
もし不具合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不具合事象が無い事で安心。
納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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