2023/07/26
「住宅診断」を数多く実施して
不具合事象の原因追求をして来たから分かる
施工未済や施工不良 そして自然の力など
インスペクターから見た住宅設計とは・・・
「泣き寝入り」や「後悔」しない為に
住宅プラン作成の応援をして行きます!
今回は、<自宅の廻りを偶には自分で点検しませんか?>についてお話をします。
今日のお話は
自宅の廻りを点検しませんか?というお話です。
購入時には
既存住宅であっても
建物本体や建物の廻りなどは
それなりに
チェックして購入されていると思います。
しかし
購入後の定期的なメンテナンスは忘れがちですね!
自宅を購入して
それなりに年月が過ぎているのであれば
外壁などの塗替えメンテナンスを
そろそろ考えられると思います。
その時に
ポストにチラシなどが入っている塗装屋さんに
外壁などの塗替えメンテナンスを依頼する前に
自分で
建物の廻りなどを点検してみて下さい。
下記写真①の様な
擁壁に大きなひび割れなどを発見した時は
建物の床に
傾斜が有る可能性は大変大きいです。
この場合は
基礎にもひび割れが有るはずです!
しかし
ずっと住んでいると
徐々に床が傾いていた場合は
床に傾斜が有るとは気が付かないものです。
この場合は
外壁の塗替えメンテナンスの前に
床の詳細計測を
建築士やインスペクターに依頼しませんか?
もし
許容範囲以上の床の傾斜が有った場合は
その床傾斜の補修を
考えなければなりませんよね。
下記写真②の様に
建物の廻りの花壇が有る場合
植栽の枝や蔓が建物に接していたら
床下に
植栽の枝や蔓が延びているかもしれません。
この場合は
シロアリの侵入経路になる恐れが有りますので
ただ単に
植栽の枝や蔓を短くカットするだけでなく
床下に入って
シロアリの被害の有無を調べて見ましょう!
これも
建築士やインスペクターに調べて貰った方が安心ですね!
この時に
防蟻処理業者に依頼する事を考える場合は
人体に悪い影響の有る
農薬系の防蟻処理剤ではなく
人体に悪い影響が無い
ホウ酸系の防蟻剤を採用している
防蟻処理業者に依頼する事をお勧めします。
今日の纏めとして
住宅を購入して
10年以上経つ場合は
外壁などの
塗替えメンテナンスを考える時期なので
依頼する前に
自分で建物の廻りを点検してみませんか?
もしかしたら
外壁塗替えメンテナンスを実施する前に
他に直さなければならない
不具合が見つかるかもしれませんよ!
という事で
今日のお話は参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
新築住宅の「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
少しでも不安(泣き寝入り)を少なくしませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
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「Y&Y設計事務所」が お客様に提供させて頂く
詳細な住宅診断とは、
ただ単に不具合事象の有無を調査するのではなく、
もし不具合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不具合事象が無い事で安心。
納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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