2023/07/27
「住宅診断」を数多く実施して
不具合事象の原因追求をして来たから分かる
施工未済や施工不良 そして自然の力など
インスペクターから見た住宅設計とは・・・
「泣き寝入り」や「後悔」しない為に
住宅プラン作成の応援をして行きます!
今回は、<今からの住宅には太陽光発電設備は必須!>についてお話をします。
今日のお話は
太陽光発電設備のお話です。
新築住宅では
2030年省エネ基準以降は
太陽光発電設備を載せる事が主流になるのかな?
2020年10月26日に
時の総理が
2050年カーボンニュートラル(脱炭素社会)の
実現を目指す事を宣言しました。
この事から
2025年省エネ基準が義務化になり
2030年省エネ基準も決定して行くようですね!
2030年に目指すべき住宅の姿が
新築戸建住宅の6割において
太陽光発電設備が導入される目標が有ります。
この事を考慮すれば
新築住宅を今から計画する方は
太陽光発電設備を直ぐに設置しなくても
太陽光発電の発電効率が高い
屋根の向きと屋根傾斜角度を
考えた屋根形状にして下さいね!
下記写真①は
グーグルマップから切り取った写真です。
屋根の向きが
西北西に近い向きに太陽光発電設備が設置されています。
この隣同士の関係は分かりませんが
同じ太陽光パネルの様なので
もしかしたら
訪問販売で設置されたのかもしれませんね!
もし
この家のプランを今するのであれば
屋根の向きや形状は
太陽光発電の効率が良い
南向きに近い向きにしたのではないでしょうか?
下記資料①は
太陽光パネルの向きと発電量予測を表しています。
この資料から見ると
西北西の向きの場合は約85%よりも低くなりますね!
それでも
既存住宅に設置する場合は
良い方かもしれませんね!
屋根の向きに関しては
太陽光発電設備を設置するかどうかの
費用対効果に影響して来ますので
費用対効果を考えるのであれば
発電量予測を何%までとするかを
自分なりの
判断基準が必要になりますね!
私見では
費用対効果を考えないのであれば
既存住宅に
太陽光発電設備を設置する場合
今後
起こりうる可能性が大きい
自然災害の事を考えれば
太陽光発電設備は
設置される方が良いと考えます。
注文住宅を計画している方は
太陽光発電の発電効率を考えて
プランを考えて下さいね!
今日の纏めとして
近年の気候変動による
夏の猛暑は酷過ぎますね!
太陽光発電設備を
設置する余裕が有るのであれば
一日でも早く
設置された方が良いと思いますよ!
という事で
今日のお話は参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
少しでも不安(泣き寝入り)を少なくしませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
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「Y&Y設計事務所」が お客様に提供させて頂く
詳細な住宅診断とは、
ただ単に不具合事象の有無を調査するのではなく、
もし不具合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不具合事象が無い事で安心。
納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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