2023/08/11
「住宅診断」を数多く実施して
不具合事象の原因追求をして来たから分かる
施工未済や施工不良 そして自然の力など
インスペクターから見た住宅設計とは・・・
「泣き寝入り」や「後悔」しない為に
住宅プラン作成の応援をして行きます!
今回は、<既存住宅のリフォーム工事を実施するのなら!>についてお話をします。
今日のお話は
既存住宅のリフォーム工事のお話です。
先日
既存住宅瑕疵保険の
リフォーム工事完了検査に行ったのですが
いつも思う事は
やはり
断熱改修に関する改修工事は実施していません。
今回の場合は
2階の和室を洋室に変更して
1階のキッチンと
リビングダイニングの二部屋を
柱を一本残し
LDKに変更して
対面キッチンに変更した内容でした。
それと
外壁の塗り替えメンテナンス工事だけでした。
ここで思う事は
施主が依頼したリフォーム内容なのだろうけど
リフォーム工事予算が
決まっているのであれば
2階の和室を洋室にする必要性があったのか?
それよりも
老夫婦二人が住むのであれば
冬期の
ヒートショック等の事を考えて
1階床の断熱改修と
下記資料①
コンセント類の
防気カバーの提案をお勧めすれば
老夫婦にとって
良かったのではないかと思います。
マンションのリフォーム工事であれば
高断熱・高気密には拘らなくても
既に
それなりの省エネ性能が有りますので
間取り重視のリフォーム工事で良いと考えます。
なので
マンションのリフォーム工事の考え方と
戸建て住宅のリフォーム工事の考え方とは
全然違う
アプローチの仕方が有った方が良いと思いますが
皆さんは
どのように考えますか?
今日の纏めとして
戸建て住宅のリフォーム工事の場合は
依頼する施主側も請け負う工務店も
床下断熱改修工事をメインとした
断熱リノベを
いの一番に考えませんか?
という事で
今日のお話は参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
少しでも不安(泣き寝入り)を少なくしませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
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「Y&Y設計事務所」が お客様に提供させて頂く
詳細な住宅診断とは、
ただ単に不具合事象の有無を調査するのではなく、
もし不具合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不具合事象が無い事で安心。
納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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